脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

ブラッドパッチの麻酔

ブラッドパッチの麻酔

ブラッドパッチの麻酔は、通常、局所麻酔にて行っています。
理由として、治療中、意識を保っていれば、腰痛など体調不良を訴える事ができます。痛いなどの訴えがあった場合は、血液注入を休憩するなどの対応ができます。

そこを強引に治療すると、難治性の疼痛につながったり、三半規管の不調につながる場合もあります。

しかし、年少者で、局所麻酔に耐えられないと判断し、鎮静の承諾を得られた症例に限り、鎮静を行う場合があります。

鎮静をかけるリスクとして、

  • 血液注入に伴う疼痛などを訴える事ができない
  • 鎮静薬投与による肝障害、嘔気などの副作用がある

などです。