脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

治療間隔は、どの位にすべきか!

治療間隔は、どの位にすべきか!

ブラッドパッチを受けたけれど、効果が乏しい・・・
ブラッドパッチが一時的に効果を示したけれど、その後に悪化してしまった・・・

といった状態の時に、次のブラッドパッチを行うかどうかが選択肢になります。

ただし、ブラッドパッチとブラッドパッチの治療間隔が短いと、合併症発現率が高くなります。

最も厄介なのは、線維性筋痛症です。

またブラッドパッチ後、すぐに効果は表れないものの、時間の経過で回復してくる方々が少なくありません。

以上の理由から、ブラッドパッチ治療間隔は、可能であれば6ヶ月、最低でも2ヶ月は空けるようにしています。

またブラッドパッチの判断について

を参照下さい。