ブラッドパッチの判断
- 2017.07.18
- 脳脊髄液減少症

ブラッドパッチをしようか、しまいか、判断に迷っているという相談を良く受けます。
簡単に言えば、自分の症状に対して、ブラッドパッチの有効性、リスク、時間、費用を比べて判断すべきです。
腰椎椎間板ヘルニアという疾患があります。腰痛や足のしびれの原因となり、症状が強い場合、手術治療が選択肢となります。
「手術する?」という話をして、手術をしてでも、症状を治したいと考える人がいる一方、手術まではしたくないという人もいます。
手術を希望されない方は、症状と上手く付き合っていく方法を考えていきます。
脳脊髄液減少症に関しても、同様な考えはありと思います。
ちなみにブラッドパッチのリスクは
を参照下さい。
同時に保存的加療にもリスクはあります。
リスク、リスクとうっとうしいと感じられる方々も多いかと思いますが、リスクのない方法はありません。
難しいことではありますが、どうすべきか、いたずらに情報に左右されずに治療の判断を頂けたらと思っています。
約7年前に脳脊髄液減少50%との診断で、その時はブラッドパッチはうけず自然治癒しましたが7年間の間に階段から落ちたり等、体に衝撃を加えてしまった事があったからなのか7年前と同じ症状で苦しんでます。すぐに山王病院に予約の電話を入れましたが10月まで予約がいっぱいと言うことでしたので予約を入れましたが今回は先生の診察結果の上ですがブラッドパッチをうけたいと考えています。
とにかく今の症状が辛すぎます(泣)
間彦様
コメントありがとうございます。
診察、お待ちしています。
御回復を心よりお祈り申し上げます。
今年4月に軽率且つ興味本位でバク転しようとして背中を強打してしまい今も背中の痛みが残っていますが、それよりもその日から頭痛、めまい、頭重感、光を見た時の眼痛、痙攣、耳詰まりに常時悩ませられています。脳神経外科、整形外科で検査しましたが、原因が分かりません。質問なのですがこれは脳脊髄液減少症の可能性はありますか??前のコメントの方を見たら予約が埋まってるということでそれまでに何かできることはありますか?(今は水をたくさん飲んで安静にしています)19歳学生
裕己様
コメントありがとうございます。
文面からの評価には限界がありますが、脳脊髄液減少症の可能性は否定できないと思います。
脳脊髄液減少症に対する保存的治療は、安静+水分補給です。