温故知新 ―痛みを捉える―
- 2017.01.10
- 脳脊髄液減少症
第16回 日本脳脊髄液減少症研究会が、3月に姫路にて行われます。
会長の石川 慎一先生 (姫路赤十字病院 麻酔科 ペインクリニック部長)は、研究会テーマとして
温故知新 ―痛みを捉える―
を掲げられました。
痛みという客観的評価が難しい領域ですが、脳脊髄液減少症治療に関しては、非常に重要な問題です。
多くの知見が得られることを期待しています。
私は本日、演題登録を完了しました。
新たな知見が得られればと、病態の解釈が困難である症例を報告させて頂く予定です。
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糸 2017.01.10
高橋浩一 先生
しばらく前になりますが、日本の看護師不足を補うために、東南アジアの有資格者を積極的に登用しようという動きがありました。
その後の動向について、詳しくは存じませんが、長期入院を経験した者として、気にかかっていたことがあります。
それは、外国出身の看護師さんが、「痛みの違い」?を理解できるのだろうか?ということです。
ガンガン(痛い)、シクシク、ズキズキ、押されるように・・・等々、一口に痛みといっても、実に多岐にわたるからです。
幸い私の担当看護師さんは、その辺をよく察してくださいました。
痛みを自分以外の人に説明するのは、簡単なことではありません。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
御指摘の点、本当に重要で難しい問題です。
痛みを客観的に評価する方法が乏しい上に、国や文化の違いも重なると・・・
今も昔も、大きな課題と思います。
おはようございます。
今年もよろしくお願い致します。
昨年11月にコメントさせていただきました、背骨コンディショニング協会のインストラクターです。
現在脳脊髄液減少症の患者さん10人くらい体操なさってくれており、それなりに緩和、改善されてきています。
背骨コンディショニング協会のインストラクターも500名を突破しました。
全国で体操教室が300くらい開催されています。
背骨コンディショニング体操は
関節、靭帯、筋肉、神経をゆるめる体操
神経をゆるめる神経ストレッチ
自分で行うセルフ矯正
良い位置になった背骨を支える筋肉トレーニングの4本柱からなります。
脳脊髄液の漏れの止まった患者さん、一般の方にも、その場で効果を実感できる《背骨の歪みによる体調不良を自分で運動して改善する運動プログラム》です。
1月5日に、本を見ながら体操してくださっている患者さん受診されています。
前回の診察の時のブログ記事から見て、今回の診察では、本人はあまり意識していませんが、かなり違っています。
前回は症状が辛くて辛くてと言っていて、蝉が頭の中で鳴いているようだと言っていた耳鳴りも、今は記事に書いていませんし、受診された時も目の症状を主訴で話したようで、短期間でかなり改善 されていると私は見ています。
辛い症状をどうしても改善したい!
こんなに効果があるなら!
強い意志が無くては自分で体操を続けられません。
これは脳脊髄液減少症の患者さんに関わらず一般の方も同じです。
筋トレ以外の3つの体操(ゆるめ、神経ストレッチ、セルフ矯正)で小一時間。週に2回の筋トレが20分くらい。
これをコツコツ丁寧に続けていくとどんどん改善します。
実際、本当にしっかり毎日体操される方は、改善が進んでいますし、体操の良さもしっかりわかってくれています。
微力ではありますが、1人でも多くの方に救いの手が届きますように。
1人でも多くの方に寝たきりからの脱却。
社会復帰してもらいたい願いから、サラリーマンでありながらインストラクターとして活動しております。
今年から、脳脊髄液漏出症、低髄液圧症候群以外の残った症状の国の研究も始まりますので、医学においても、色々なことを明らかに!
何度バラッドパッチしても漏れの止まらない方の血液の成分。
神経根の出口の構造。
神経根の出口の組織。
そこからの漏れのメカニズム。
様々なことが明らかになって、現在適応されていない脳脊髄液減少症の患者さんが保険適応で受診できますように!
色々な病院をハシゴしなくても病名にたどり着けますように!
脳脊髄液の漏れはブラッドパッチ、フィブリン糊パッチ等医学の力で全力を尽くしていただき、残った運動で改善できる症状は、背骨コンディショニング体操がラジオ体操のようにメジャーになって、自分の不調を自分で改善していけますように。
数年単位、数十年単位では全てが明らかになっていることと思いますが、100歳の全く動けない方が背骨コンディショニング理論の矯正と体操で歩けるようになった実績もありますので、誰でもできて、どれだけ有効か。
不調の方の選択肢の一つとしていただけるよう体操の普及に努めさせていただきます。
私の活動の原点は、ブログで見てきた「痛い」「辛い」と発信してる方が救われること。
少しでも力を注いで参りますので、高橋先生もこれまで同様脳脊髄液減少症の患者さんをよろしくお願い致します。
黒澤俊陽様
コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。