脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

ガン患者との会話から

ガン患者との会話から

先日、あるガン患者とお話しする機会がありました。

「ガンを患っていると、ちょっとした体調の不調をすべてガンのせいではないかと考えてしまい、そのたびに不安や恐怖が高まってしまいました。 」

「ガンと付き合っているうちに、ガンの症状と、そうでない症状を分けて考えることが出来るようになり、気持ちが楽になりました。 」

この考えは、脳脊髄液減少症の方々にも共通する大切な点ではないかと思います。

何しろ脳脊髄液減少症には、多彩な症状が記載されていますから、特にブラッドパッチを受けた方は尚更でしょう。

でも、何が何でも脳脊髄液減少症と考えるのでなく、脳脊髄液減少症の症状なのか、別の状態からくる症状なのかを区別できると、余裕が生まれるかと思います。