ガン患者との会話から
- 2016.09.06
- 脳脊髄液減少症
先日、あるガン患者とお話しする機会がありました。
「ガンを患っていると、ちょっとした体調の不調をすべてガンのせいではないかと考えてしまい、そのたびに不安や恐怖が高まってしまいました。 」
「ガンと付き合っているうちに、ガンの症状と、そうでない症状を分けて考えることが出来るようになり、気持ちが楽になりました。 」
この考えは、脳脊髄液減少症の方々にも共通する大切な点ではないかと思います。
何しろ脳脊髄液減少症には、多彩な症状が記載されていますから、特にブラッドパッチを受けた方は尚更でしょう。
でも、何が何でも脳脊髄液減少症と考えるのでなく、脳脊髄液減少症の症状なのか、別の状態からくる症状なのかを区別できると、余裕が生まれるかと思います。
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高橋 浩一 先生
そのような考え方を、系統的にまとめ、患者様やご家族に返しているものの一つが、まさに、順天堂大学教授 樋野興夫先生のがん哲学外来と、それにまつわる2冊のご著書です。
がん患者の方だけでなく、すべての長期療養者やご家族に光を与えるものになると思います。
高橋浩一 先生
「がん哲学外来」のURLをUPしておきます。
http://www.gantetsugaku.org/
樋野先生の考え方や、関連書籍の紹介などが述べられています。
あきちゃんで~す様
コメント、そして情報をありがとうございます。
いずれ、参考にさせて頂きたいと思います。