薬は飲めば良いのか?
- 2016.05.25
- 脳脊髄液減少症
薬は飲めば良いというものでしょうか?
病院で頭が痛いというと、通常、薬が処方されます。
しかし、鎮痛剤などの効果には限界があり、特効薬的に効果を出さない事は少なくありません。
痛みが半減でもしてくれれば効果ありと考えるべきで、多少の症状は我慢が必要な場合があります。
でも痛みが消えないと、病院で頭が痛いと訴える方がいます。
そうすると通常、また別の薬が処方されます。
心理は理解できますが、この流れが続くと、薬の種類や服用量が増えて、薬物乱用頭痛という治療が難しい状態につながり得ます。
一方で、たくさんの薬を服用していても症状が良くならないという方で、薬を減らす事で症状が軽減したという方がいます。
鎮痛剤のみならず、睡眠薬、安定剤などでも薬を減らす事で症状が緩和した方々がいます。
薬よりも睡眠や食事、適度な運動といった生活習慣改善が効果を示す場合もあります。
何が何でも薬に頼るという考えは、状況によっては改めた方が良い場合があります。
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高橋浩一 先生
病気にかかって、特に長期の療養を要するとき、一番大事なのは、「気の持ちよう」だと思っています。
昨日より、少しでも改善されている思いを積み重ねることが「快癒」に繋がるのだと思います。
「病は気から」
「薄皮をはがすように良くなる」
このふたつの言葉は常に意識しています。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
治療も大事ですが、気持ちも大事です。
「薄皮をはがすように良くなる」は、病気によっては大切になってくると思います。