ブラッドパッチで治療できる慢性硬膜下血腫
- 2015.10.24
- 脳脊髄液減少症
ブラッドパッチで治療できる慢性硬膜下血腫は、ほんの一部で、特発性低髄液圧症候群に合併した病態のみです。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=125086
多くの慢性硬膜下血腫は、特発性低髄液圧症候群とは関係なく、高齢者に好発して、外傷の関与が原因として強いです。
しかし、外傷が明らかでない場合も決して稀でありません。
通常の慢性硬膜下血腫に対して、ブラッドパッチは無効で、治療が必要な場合は手術が望ましいでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/慢性硬膜下血腫/
何人かの方々から、慢性硬膜下血腫の治療に関して質問頂きましたので、回答します。
高橋浩一 先生
「すべての症状に効く治療法」という響き?は、かえって、いかがわしいものを感じさせますよね。
症状が多種多様である以上、治療も多種多様であるのは、考えてみれば当然で、その取捨選択が上手にできることが、「名医」の条件であり、「賢い患者」の資質であると考えています。
特に、NHKの「Dr.G」なんかを見ていると、強くそう思います。
高橋浩一 先生
今、私が指導している新任者のうちの一人は、理科専門です。
ちょうど、授業の単元が脳や脊髄のところだったので、脳脊髄液減少症についても講義?しておきました。笑
もちろん、本症について知らなかったのですが、さすが、DNA関連を専攻していた人だけあって、分かりがすごくよかった!
やはり、周知活動の重要性を強く感じました。若い教員たちも、保健適用にむけて、必見の疾病ですよね。
それで感じたのですが、例の、本症を説明した図が、一時に比べて、ずいぶんネットから減っています。探すのに苦労したほどです。
そういう面に気を配ることも大切と思いました。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
御指摘の通り、医学の進歩により病態、治療法など多種多様にっていますから、それぞれにあった対応法をいかに見つけていくかが重要になります。
そんな意味もあって、ドクターGはかかさず、見るようにしています。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
新任の里佳の先生には是非、
https://takahashik.com/presentation/post-2212/
を薦めてみて下さい。よろしくお願いします。
高橋浩一 先生
新卒嬢に千葉のセミナーを勧めてはいるのですが、私のような老体の用なしとは違って、部活などで忙しく、私自身が彼女に宿題を出していることもあって、ちょっとその辺の夜は、無理なようです。なんとなく濁されています。笑
それにしても、今度のセミナーは、県や市の教育委員会も後援に入っているのですね。
2009年に、当地で教員向けにご講演をお願いした折には、市教委から「時期尚早」というクレーム?が入ったことを思えば、隔世の感がありますね。
平日の夜間ということで難しい面はあるとは思いますが、きっと、5階の大会議室は満席になるでしょう。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
このような状況も認知度上昇かと、嬉しく思います。
何とか満員になるよう、周知していきます!