学校に行きたいけど、行けない
- 2015.06.02
- 脳脊髄液減少症
先日のむち打ちなおそう!の日
「脳脊髄液減少症の現状と展望」のセッションでパネリストとして、述べさせて頂きました。
脳脊髄液減少症とは、どのような病気か!
から始まり、現状で保険適用になっていない弊害
特に、ブラッドパッチが保険適用になっていないがために、重症化例、死亡例まで報告されている事実
についても語らせて頂きました。
また小児期発症の脳脊髄液減少症についても
特徴として、頭痛やめまい、嘔気、視覚異常などの不定愁訴に加え、朝が極端に弱い、異常な肩こり、何らかの外傷をきっかけに性格が変わってしまった・・・などがある。
これまでの検査にて異常を指摘されず、精神的要因や起立性調節障害、自律神経失調症などと診断を受けたが、治療効果が乏しい
ブラッドパッチの効果は成人例より良好で、15歳以下発症では9割異常に改善を認めている
といった事を述べさせて頂きました。
またむち打ち治療協会、柳澤代表から、「脳脊髄液減少症の児童と、不登校児の違いの一つに、学校に行きたいけど、行けない・・・という事はありませんか?」
と質問を頂きました。
確かに、このような声をよく伺います。
ただ、闘病中は何かと必死な場合が多いので、ある程度体調が回復されて、「あの時は学校に行きたくても、行けなかったんだ!」と過去の事として聞く場合も少なくありません。
わずか15分でしたが、脳脊髄液減少症の現状と展望について重要と考えている事を述べさせて頂く事ができました。
脳脊髄液減少症について理解され、このような貴重な機会を頂いた、むち打ち治療協会に心より感謝申し上げます。
来週は下関での小児神経外科学会に出席してきます。
小児期発症の脳脊髄液減少症について、理解を頂けるよう頑張ってきます!
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びゅーちふるず 2015.06.02
高橋浩一 先生
>またむち打ち治療協会、柳澤代表から、「脳脊髄液減少症の児童と、不登校児の違いの一つに、学校に行きたいけど、行けない・・・という事はありませんか?」と質問を頂きました。
>確かに、このような声をよく伺います。
>ただ、闘病中は何かと必死な場合が多いので、ある程度体調が回復されて、「あの時は学校に行きたくても、行けなかったんだ!」と過去の事として聞く場合も少なくありません。
現場の教師としての立場から言わせていただくと、不登校の子でも、「学校に行きたくない。」と心から思っている子はいないと思います。
登校への障害となっていることが取り除かれれば学校へ行きたいのは、不登校でも、疾病でも、みんな同じ思いなのだと信じたいです。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
>「学校に行きたくない。」と心から思っている子はいないと思います。
そうですよね!先日、チャレンジスクールに行くという貴重な体験をさせて頂きました。
https://takahashik.com/sports/post-2365/
みんな、かわいいので、是非、頑張ってもらいたいと切に感じています。