ブラッドパッチ追加の判断
- 2015.02.11
- 脳脊髄液減少症
ブラッドパッチを追加すべきか、どうか、よく相談頂きます。
まずブラッドパッチ治療の間隔が短期間であると、合併症が出現しやすいので、可能であれば6ヶ月空けるように指導しています。
症状が強固である、社会的な問題、保険の問題などでなるべく早くという方でも、最低、2ヶ月は空けるようにしています。
そして治療を追加するかどうかは
- 自覚症状 VS 治療に必要な時間、費用。
- 治療の有効性。
- 治療のリスク
で判断すべきと考えています。
基本的に症状の重さが判断の基準になります。
有効性は、大体75%です。前回のブラッドパッチにて一時的にでも効果が認められた症例では、もう少し有効率は高くなります。
リスクは1%弱です。
リスクについては
を参照下さい。
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ブラッドパッチのリスク 2015.02.11
ご無沙汰しております。
幸せものの母です。
あくまで、息子の例ですが、三度のブラッドパッチをしていただき、確実に一回、一回より多く回復してきました。
個人差はあると思いますが、一回目で、まず、回復への大きな希望を実感し、三度目には飛躍的な進歩を感じる事が出来ました。
長期戦になるので、ブラッドパッチに否定的な先生もいらっしゃるようですが、少なくとも息子は高橋先生に新しい人生を頂けたと感じております。
一進一退で緩やかな回復ですが、今の息子を具合の悪くなる過程を見てきた中学校の先生がみたら、泣く程喜んでくれるでしょう。
最近また、不安定な気候のせいか、不調気味ですが、ゆっくり見守りたいと思います。
暇と言うセリフが、出る様になりました。
前までは、暇という感覚を感じる気力さえなかったのですから、これも大きな進歩なのだと喜んでます。
iの母様
コメントありがとうございます。
i君の頑張り、必ず将来につながるはずです。
いろいろ苦渋などあるかと思いますが、応援しています。