脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

ブラッドパッチ追加の判断

ブラッドパッチ追加の判断

ブラッドパッチを追加すべきか、どうか、よく相談頂きます。

まずブラッドパッチ治療の間隔が短期間であると、合併症が出現しやすいので、可能であれば6ヶ月空けるように指導しています。

症状が強固である、社会的な問題、保険の問題などでなるべく早くという方でも、最低、2ヶ月は空けるようにしています。

そして治療を追加するかどうかは

  • 自覚症状 VS  治療に必要な時間、費用。
  • 治療の有効性。
  • 治療のリスク

で判断すべきと考えています。

基本的に症状の重さが判断の基準になります。

有効性は、大体75%です。前回のブラッドパッチにて一時的にでも効果が認められた症例では、もう少し有効率は高くなります。

リスクは1%弱です。

リスクについては

を参照下さい。