脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

脳脊髄液減少症の可能性が高い要因

脳脊髄液減少症の可能性が高い要因

脳脊髄液減少症症例の経過、症状、画像所見、治療法、予後など整理をしていました。

15歳以下発症症例は、210例以上経験させて頂いた事になります。

それぞれ子ども達の名前を見ていて、みんな、いい名前をつけてもらっているな!と、親の期待、愛情が伝わってくる想いになりました。

子ども達のため、親の方々のため、家族の方々のため、みんなに元気になってもらいたいと、気持ちが引き締まりました。

そして症例を整理しながら、脳脊髄液減少症の可能性が高い要因をまとめてみました。御参考頂けたら幸いです。

  • 症状は、連日性である。
  • 頭痛などの痛みが存在する。
  • 立位で症状が悪化する。
  • 運動で症状が悪化する。
  • 気圧の変化で症状が悪化する。
  • MRIなどの諸検査で異常を認めない。
  • 鎮痛剤投与や抗精神薬投与などの効果が乏しい。
  • 異常な肩こり。
  • 朝が極端に弱い。

外傷例の場合は、

  • 外傷1ヶ月以内に症状が出現。
  • 通常でない、難治性のむち打ち症。
  • 外傷や事故をきっかけに、人が変わった。