余裕を持って行動しよう!
- 2014.10.07
- 脳脊髄液減少症
体力回復は、重要なテーマです。
よく、「どの程度、動いて良いか?」
「どの程度の運動をして良いか?」
という質問を受け、
「無理のし過ぎと、安静のし過ぎの間で行動しましょう!」
と答えていますが、抽象的で、難しいという声を頂く事が少なくありません。
ある方から、運動についての質問を受け、
「余裕を持って終わるようにしてみては!」
と答えたら、こちらの方が非常に分かりやすいとの感想でした。
確かに、どこまでが無理かは、やってみないと分かりにくい事が多いでしょう。
それに対し、「ここまでだったら余裕でできる!」という事を見つける方が容易かもしれません。
たとえ、余裕を持ってできる事が非常に些細な事であっても、継続にて体力回復につながり得ます。
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脳脊髄液減少症に対するリハビリ経過 2014.10.07
高橋浩一 先生
>「無理のし過ぎと、安静のし過ぎの間で行動しましょう!」
「無理のしすぎと、安静のしすぎ」
これが、まさに私の長期入院前後の二態?でした。
睡眠時間も確保できないほど、たくさんの仕事をかかえ、
風邪の咳が長引くな?と思った時には、半年で、20キロもやせ、悪性リンパ腫が、ステージⅢまで進行していました。
精検。即、入院。
病院では、とても休めて良かったのですが、こんどは、ちょっと歩くことさえ面倒になってしまい…
とても、40代の働き盛りの姿ではありませんでした。
運動機能障害による入院ではなかったのですが、私に、理学療法士がつくことになり、ベッドの上で、足首を動かすことからリハビリが始まりました。
>たとえ、余裕を持ってできる事が非常に些細な事であっても、継続にて体力回復につながり得ます。
高橋先生のお考えに「激しく同意!」します。
F様
コメントありがとうございます。
できる事に集中する!見本のような御経験と思います。
すぐに結果が出なくても、些細な事の継続ですね!
こんにちは。
私も先生に「どの位動いていいのか。」を聞きました。そして今度の入院の時も聞こうと思っていました(笑)
「余裕をもって終わる」って私には難しく感じます。今まで「自分で限界を決めるな!」という環境でやってきたせいか、余裕をもって終わるとやった気がしなくなっています。「ま、いっか。」が口癖と指摘される位のテキトー人間ですが、身体を使うこととなると未だにオールアウト癖がついています。(今は手の震えが出たり、吐き気が出るまでは頑張るという感じです。)
安静期間が終わり、身体を動かせるようになっても「余裕をもって終わる」というのを心掛けていきます!
ひとみ様
コメントありがとうございます。
どこまでやって良いかは、結構、判断に難しいのですが、色々試行錯誤で試してみる!もありかと思っています。
御回復を心よりお祈り申し上げます。