なぜ大脳奇形が発生するのか?
- 2014.08.03
- 脳脊髄液減少症
先日、小児脳神経外科を専門にされ、大学で診療、教育、研究をされている医師達とディスカッションさせて頂きました。
私が大学時代に研究していた中枢神経の奇形、特に二分脊椎、キアリII型奇形の病態について話させて頂きました。
キアリII型奇形は、二分脊椎の中の脊髄披裂という、脊髄から髄液が漏出する奇形に続発し、小脳の下垂などを伴うものです。
また大脳の奇形を伴う事も稀ではないのですか、原因については諸説が知られているものの、確定的なものはありません。
慈恵医大在籍中は、大脳奇形発生について、いくつかの仮説を持ちながら、実験、研究を途中にして大学を去りました。
しかし先日お話させて頂いた先生方には、以前に行ってきた研究について興味を持って聴いて頂きました。今後も一緒に勉強させて頂く事で、何か新たな知見が得られればと思っています。
また脳脊髄液減少症が様々な症状を呈する事の解明にもつながる可能性があるのでは!とも考えています。
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八千代市保健主事研修会 2014.08.07
高橋浩一 先生
先生にお願いした当地でのご講演を思い出します。あのとき、様々な脳外科疾患を教えていただいたことが、仕事上も役立っています。
本日、職場の定期検診で脳ドック(クモ膜下出血) のMRI検査を受けて来ました。安く受けられるのでたすかります。結果は、後日、Drから知らされます。
この検査は、何年ごとに受けたらいいでしょうか?
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
御質問の件ですが、異常がなければ1-2年に一度くらいでどうでしょうか?という話をしています。ただ脳ドッグの頻度に関しての決まりはありません。
異常があった場合は、その程度により決まってきます。