脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

脳脊髄液減少症を疑う症状がでた場合

脳脊髄液減少症を疑う症状がでた場合

脳脊髄液減少症は、頭痛をはじめ多彩な症状を呈する場合が少なくありません。

この頭痛は・・・?

この倦怠感は・・・?

このめまいは・・・?

様々な症状が出現した際は、まずは器質的な異常、例えば脳腫瘍や、内科的な病気、耳鼻科的な病気の有無など、MRIや血液検査などで調べる必要があります。

診療をしていると、多彩な症状を訴える方々のうち、甲状腺機能障害や膠原病、うつ病などが原因の事がありますので、これらを除外診断する必要があります。

もし、これらの検査をしても異常が認められずに、脳脊髄液減少症を患っている場合、点滴を試してみると一時的に効果を示す場合があります。

心臓や腎臓に持病が無い場合は、試してみて良いと思います。

点滴については

を参考にしてみて下さい。

ただし、多彩な症状 は、必ずしもイコール脳脊髄液減少症ではないので、診断が難しい症例もあります。