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安静時の姿勢

安静時の姿勢

安静の時期や、具合が悪くて寝ている時、いかに良い姿勢を意識するか!は重要です。

その際、背骨のラインに注目すると、良いかと思います。

背骨は脊椎といいますが、これらをなるべく真直ぐにする事、それから生理的彎曲を意識する事が大切でしょう。

正面から見た時、背骨をいかに真っ直ぐにするか、横から見た時、いかに生理的彎曲を意識するかです。

脊椎は頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎よりなります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/脊椎

頸椎は前彎、胸椎は後彎、腰椎は前彎といったカーブを描き、生理的彎曲と言われています。

寝た時に枕が高いと、頸椎の前彎が保たれにくくなり、むしろストレートネックになりやすくなります。

逆に枕を低くして、さらに首の下にタオルを入れるなどして、頸椎の前彎を意識して作りだしても良いと思います。

また背骨に沿ってタオルを丸めて入れると、胸がはる感じになります。これも姿勢矯正には良い場合があります。

同じ安静にするなら、姿勢を意識して、将来につなげていくのが良いでしょう!

ただし、同じ姿勢をずっと保つのもしんどくなります。適度な時間で行って下さい。

そして、いかに自分に合う方法を見つけ出すか!です。