脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

唯織さん、ありがとう!

唯織さん、ありがとう!

フジテレビのドラマ、「ラジエーションハウス」

低髄液圧症、脳脊髄液減少症を取り上げて頂き、感激しております。

しかも、低髄液圧症に伴う慢性硬膜下血腫は、ブラッドパッチを先行すべきという考えは、私が学会や論文で発表してきています。

しかし、まだまだ脳神経外科医師の中にも浸透してなく、手術を先行すべきとの考えの施設もある状況です。

そんな中、天才放射線技師の五十嵐唯織さんは、「先に手術をしてはだめだ。ブラッドパッチをして髄液の漏れを止めてからでないと手術で大変になる・・・」的な事を言って下さいました。

また「不登校の原因の一つに脳脊髄液減少症がある」「本当は病気なのに、怠け病と判断されるのは酷である」ということは、長年にわたり声高々に主張してきたことです。

なので、五十嵐唯織さんはじめ甘春総合病院のスタッフ、そしてこのドラマを監修頂いた方々には、本当に感謝に堪えません。低髄液圧症、脳脊髄液減少症に非常に大きな力を頂いた想いでおります。

低髄液圧症、脳脊髄液減少症は適切に診断されれば、克服できる疾患なので、益々認知度向上につながることを祈ります。