痛みは温めた方が良いか!?冷やした方が良いか!?
- 2014.05.20
- 脳脊髄液減少症
痛みがあった時に、温めた方が良いか、冷やした方が良いかと質問を受ける事があります。
大雑把ですが、打撲や炎症が原因の痛みに対しては冷却が有効です。
一方、強固な肩こりなど血行の問題で生じる痛みに対しては、温めた方が楽になります。入浴などで症状が軽減する場合は、痛みは血の流れの不良で生じている可能性があります。
慢性の疼痛の場合、どちらの要因が強いのか判断が難しい場合も少なくありません。
また同じ場所、同じ性質の痛みでも、冷やした方が楽になったり、温めた方が楽になったり、一定しない事もあります。
ただ、まずはやってみる!がよろしいかと思います。
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高橋浩一 先生
痛みを温めるか冷やすかは、職場でも、子どもの応急手当てをするときに、よく問題になります。基本的には、まず冷やしてから、通院が必要な時はそうしています。
「急性期は、冷やす。」「慢性期は温める。」
こう聞いたことがあるので、試しにググってみました。そのように書いてあるサイトが多かったです。
https://www.google.co.jp/#q=%E7%97%9B%E3%81%BF+%E6%B8%A9%E3%82%81%E3%82%8B+%E5%86%B7%E3%82%84%E3%81%99
そして、基本的には、「冷やす」から試すべきとも書いてありました。なぜかというと、「間違って冷やしても」炎症が大きくなることはないが、冷やすべき個所を「間違って温めてしまうと」炎症が大きくなり、悪化してしまうからだそうです。
http://www.e-magonote.com/19know/idea1.html
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
また適切な補足、感謝です。
急性期は冷やす!それから、まずは冷やしてみる!は、多くの場合、正しい処置となります!
高橋浩一先生
今回の話、とても興味深く感じました。
というのも、私はここ数年慢性的な肩こりに悩んでいて、毎日のように整体へ行ったり近所のクリニックで注射を打ってもらったりしていました。
しかし、先週いつものようにクリニックで注射をしてもらった後、主治医から「肩こりが改善しないのは血行が悪いからだと思う」と言われ、「最近導入した」というホットパック治療で肩を温めてくれたのです。すると風呂に入った時と同じように気持ちが楽になり、肩こりが少し軽減されたような感じがしました。これからも「肩こりがある程度改善するまで」ホットパック治療を継続して下さるそうなので、クリニックに行けない時は家で風呂に浸かる方法を取り入れながら回復させていきたいと思います。
それから「炎症は冷却が有効」という言葉も、身をもって体験しました。
先週の水曜日からギックリ腰になってしまい、重症ではありませんでしたが整体の先生から「安静命令」と「冷却湿布で患部を治す」と言われ、高橋先生がおっしゃっていることが理解できました。
ゆみぷー様
コメントありがとうございます。
御参考頂けて良かったです。
痛みの対応法、難しい場合が少なくないので、ゆみぷー様の体験をコメント頂けるのは助かります!
高橋浩一先生
前回の補足です。ギックリ腰の治療ですが、完治するまで冷却湿布で治療する訳ではありません。
冷却湿布を患部に貼ってもらって「気持ちがいい」と感じている間はまだ患部に熱をもっているので構わないのですが、何日か経過してくると「患部が冷たい(寒い)」と感じてくるようになると思います。そうなったら、もう患部を冷やす必要がないというサインです。必要以上に患部を冷やすと、今度は『冷え性』になってしまいます。
その見極めは個人差があると思うので偉そうなことは言えませんが私個人の意見として参考になれば嬉しいです。
ちなみに私は数日前から冷却湿布治療ではなく、常温?の軟膏薬治療になりました。