家族旅行に行ける幸せ!
- 2014.01.07
- 脳脊髄液減少症
「この年始休みは、家族で旅行に行けました!とても楽しかったです!」
と語るのはS.Iさん(60代、女性)です。
数年前までは、脳脊髄液減少症の諸症状、特に天候に左右され、最悪の時は起き上る事のできない頭痛に苦しみました。
症状が天候に左右されるために、予定を立てにくかったのが、とても辛かった言います。
特に数年前の休暇に、ホテルを予約して家族旅行を企画していましたが、あいにくの悪天候に体が思うようにならずに、泣く泣くキャンセルした事もあったそうです。
しかし、脳脊髄液減少症の診断にてブラッドパッチを受け、諸症状は改善しました。
現在も天候の影響を受けないわけではないのですが、悪天候でも寝込むような落ち込みは、すっかり無くなりました。そのため、予定を立てやすくなったのが、とても嬉しいとS.Iさんは言います。
「数年前は考えられなかった家族旅行!苦しかった分、とっても、とっても幸せに感じています!」
高橋浩一先生
昨夜眠れなくて、偶然先生のブログを発見しました。
私は、脳脊髄液減少症と分かった時は、最初の頭痛から約一ヶ月たち、慢性硬膜化血腫も発症していました。
数ヶ月たった今も慢性硬膜化血腫の治療のため入院中です。
慢性硬膜化血腫はどこを探しても血を抜く手術のことばかり書いていて、経過観察しながらの治療はどんなお薬を使って、どのくらいで治ったかなどお話が聞けたらと思って書き込みさせていただきました。
どうぞ宜しくお願いします。
よっしー様
コメントありがとうございます。
小生の経験では、保存的治療では、なかなか治らない場合で、よほど慢性硬膜下血腫量が多くない限りブラッドパッチを選択すべきと考えています。
ブラッドパッチ施行症例のうち、2/3は、ブラッドパッチのみで治癒します。残りの1/3は、後に慢性硬膜下血腫の手術が必要となる場合がありますが、最終的には全例、良好な予後です。御参考までに。