JEF市原レディース
- 2008.12.07
- 脳脊髄液減少症
日本女子サッカー、JEF市原レディースは11月15日の試合で引き分け、なでしこリーグ2部リーグ優勝、来期から1部昇格が決まりました。
このJEF市原レディースには、西口 柄早選手が所属しています。
西口選手は、3年前に練習中の負傷後より、難治性の頭痛、倦怠感などが出現しました。
強固な症状のため、練習どころか、日常生活にも支障を来しました。
しかし発病から約半年後、 山王病院を受診、脳脊髄液減少症と診断し、ブラッドパッチを受けました。その後、驚異的な回復をみせて、翌年のシーズンから試合で活躍するようになりました。
しかし、今も症状があるらしく、練習や試合の合間に点滴などを受ける事もあります。また、シーズン・オフにはブラッドパッチを受ける事もありました。
しかし、本人は弱音を全く吐きません。
過去に、西口選手、それからJEF市原レディースの応援に行かせて頂きましたが、試合開始から大きな声で指示を出し、元気に動き回ります。ポジションはバックスですが、攻撃にも参加します。当然ですが、ヘディングもします。
この試合は、西口選手のフリーキックが得点につながり、快勝でした。それ以上に、西口選手の活躍に、思わず感涙してしまいました。
西口選手は「自分のため、チームのため
それから、脳脊髄液減少症は克服できる病気という事を示したいのでサッカーが頑張れる!」
と、笑って語ってくれました。
西口選手、今は第30回全日本サッカー選手権にむけ、練習に励んでいます。益々の活躍を応援します。
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