医学の進歩
- 2019.07.24
- 脳脊髄液減少症
先日、読んだ吉村昭さん作「雪の花」
https://www.shinchosha.co.jp/book/111723/
当時、不治の病で死亡率の高かった天然痘、撲滅のため、福井藩医の笠原良策は、海外から「種痘」という予防法を学び、取り入れました。
しかし天然痘の膿を身体に植え込む
鎖国中の日本において海外は野蛮と思われていた
藩医の妨害
などの困難があり、いっこうに広まりませんでした。
そのような状況下で狂人扱い受けながらも、天然痘の撲滅のために必死に頑張る笠原先生のお姿に感動と勇気を頂きました。
医学の進歩には、いつの時代にも大変さがあります。
脳脊髄液減少症に関わる困難も、笠原先生の御苦労に比べれば、たいしたことではないと感じています。
その一つに多くの理解者と、協力して頂ける方々の存在があります。改めて、ありがたく思います。
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