コンディショニング・シート
- 2009.01.09
- 脳脊髄液減少症
J.Kさん(女性)
原因不明の頭痛、全身の痛みなどのために、ほとんど寝たきり状態に陥りました。
しかし、J.Kさんは非常に前向きな方です。私が著書を出版する以前にお会いしましたが、出版前の原稿を読まれたかの如く、自分を前向きにする術をもたれていました。
結果、特にブラッドパッチなどの治療をせずに、回復され、現在、復職に向けて頑張られております。
J.Kさんから、体調向上のため、どのような工夫をされたかという素晴らしいフローチャートを頂きました。皆様のお役に少しでもお役に立てるのであればと、小生のホームページでの掲載に対して、快諾を頂きました。
J.Kさんは現在でも、うっかり無理をしてしまったり、体調のバランスを崩してしまったりして、症状が強くなり、かなり苦しい状況になる事があるそうですが、そのたびに、呼吸法や水分摂取などを多めに、丁寧に行い、2~3日、長くとも1週間ほどで切り抜けているそうです。
また、完全に症状をなくすことはできなくても、このコツがつかめただけでも本当にありがたいと思っております。
と、述べて下さいました。
人の体は個々に異なります。このコンディショニング・シートで自分に取り入れそうな部分は大いに参考にして頂き、皆様の体調改善に役立って頂けたら幸いです。
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山王病院からの夜景 2009.01.10
明けましておめでとうございます。
本日、著書を拝読させていただきました。
今までの先生の経験されたこと、そして診ていらしたこと、研究されたこと、たくさん凝縮されて、内容が濃く、感動致しました。
私は慈恵医大にて、先生に支えられ、脳腫瘍の娘を治療していただいた母親です。
地元の病院では余命を宣告され、家族皆 生きる希望を失いながらも、東京へ転院いたしました。
そこでお会いしたのが、高橋浩一先生です。
最初はプロ意識の高い厳しい先生という印象でしたので、とても緊張しましたが、毎日の診察で親身に診てくださり、頼りになる先生でした。
水頭症になった際も、毎回髄液を採る瞬間「ちくっとするけど、我慢してね。」と優しく娘の緊張をほぐして下さいました。
何度も何度も絶望の淵に立たされたときも、私たち家族をも前向きな態度で励まして下さいました。
これからも、たくさんの患者さんの為、そして家族のメンタルな部分も助けて下さい。
益々のご活躍を心より願っております。
本当に有難うございました。
koto30様
コメントありがとうございます。
お嬢様の事、今も思い出します。
koto30様にも、たくさんの事を学ばせて頂き、感謝をしています。
患者様だけでなく、家族のケアも頑張って行っていきたいと思います。
小生の著書の過分な感想もありがたく思います。