脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

予防接種

予防接種

インフルエンザなどの予防接種からブラッドパッチまで、どの程度間隔をあければよいか?
といった質問をよく頂きます。

麻酔と、予防接種の間隔は、免疫の関係などで2週から4週間あけるべきといわれています。

予防接種には大きく

生ワクチン (ポリオ、麻疹、風疹 MRワクチン、BCG、流行性耳下腺炎、水痘)

不活化ワクチン (三種混合、インフルエンザ 日本脳炎、B型肝炎 肺炎球菌、Hib)

があります。

不活化ワクチンの方が、生ワクチンより治療との間隔が短期間でも可能とする報告がありますが、脳脊髄液減少症の場合、免疫低下などを生じる方々もいますので、ある程度の期間をあけて治療した方が、より安全と考えています。

そのため、生ワクチン、不活化ワクチンともに予防接種とブラッドパッチの間隔は1カ月以上あけるようにと指導しています。