予防接種
- 2012.11.28
- 脳脊髄液減少症

インフルエンザなどの予防接種からブラッドパッチまで、どの程度間隔をあければよいか?
といった質問をよく頂きます。
麻酔と、予防接種の間隔は、免疫の関係などで2週から4週間あけるべきといわれています。
予防接種には大きく
生ワクチン (ポリオ、麻疹、風疹 MRワクチン、BCG、流行性耳下腺炎、水痘)
と
不活化ワクチン (三種混合、インフルエンザ 日本脳炎、B型肝炎 肺炎球菌、Hib)
があります。
不活化ワクチンの方が、生ワクチンより治療との間隔が短期間でも可能とする報告がありますが、脳脊髄液減少症の場合、免疫低下などを生じる方々もいますので、ある程度の期間をあけて治療した方が、より安全と考えています。
そのため、生ワクチン、不活化ワクチンともに予防接種とブラッドパッチの間隔は1カ月以上あけるようにと指導しています。
高橋先生
これまで、歯科で麻酔をしたときなど、インフルエンザの予防接種から期間をあけるようにと気にすることなく過ごしてきたように思います。(実際は、運良く、時期が重なったことは無かったように思いますが。)
勉強になりました。ありがとうございました。
ちなみに私はこれまで何度もインフルエンザの予防接種を受けており、問題が生じたことはありませんでした。しかし、今年のインフルエンザ予防接種では、初めて、腕が赤く腫れました。
脳脊髄液減少症の場合、免疫低下や虚弱体質になり、このような反応が出ることがあるのでしょうか?
差し支えなければ、ご教示頂けましたら嬉しいです。
8様
コメントありがとうございます。
>今年のインフルエンザ予防接種では、初めて、腕が赤く腫れました。 脳脊髄液減少症の場合、免疫低下や虚弱体質になり、このような反応が出ることがあるのでしょうか?
もしかしたら、そうかもしれません。
脳脊髄液減少症になって、体質が変わった、同じ風邪でも、症状が今までと違う!などの声は良く伺います。
高橋先生
ご回答ありがとうございました。
体質が変わるという方もいらっしゃるのですね。
脳脊髄液・・・奥深いです。
8様
本当ですね!
髄液には、まだまだ解明すべき点が多々あります。
高橋先生
娘も、脳脊髄液減少症を患ってから、予防接種のあと頭痛
を訴えるようになりました。
週末に接種したり、学校行事を確認しながら受けるように
工夫しています。
予防接種後の頭痛は翌日には治っているので、あまり心
配せず様子をみるようにしています。
原因がわからず、不安だった日々を思い出すと、体調不
良も今は冷静に対応できるようになりました。
ブラッドパッチでしっかり治療していただいたからこそ
このような穏やかな生活ができるんだと、先生には感謝
の気持ちでいっぱいです!
モモ様
コメントありがとうございます。
そうでしたか。体調を崩されても、冷静に判断できるのは良い点です。
益々の御回復を心よりお祈り申し上げます。