発症早期の点滴+安静
- 2012.11.24
- 脳脊髄液減少症

何らかの外傷後に、立位で悪化する強固な頭痛などの体調不良が出現した場合、まずは
「点滴+安静」
が、効果を示す場合があります。
最近では、複数の医師が、発症早期の点滴+安静の有効性を指摘しています。
私自身、この対応法で治療させて頂いた方々も少なくありません。
この対応を知っているだけで、何人もの方々が救われる可能性があります。
点滴+安静は、全く特殊な治療でなく、全国どこでも施行可能な方法です。
ただし、発症から早期でないと、効果が乏しくなります。
高橋浩一先生
私は先週の夜(寝る直前)、急に意識を失って左半身を強打しました。翌朝、注射外来でお世話になっているところで点滴をしていただきました。
まだ打撲部に痛みは残っていますが、少し体調は回復したように思います。
結局、意識を失った理由はわかりませんが早期の点滴+安静が大事だということを身をもって認識させられました。
ゆみぷー様
コメントありがとうございます。
それは、それはお大事に!
何かの体調不良時には、点滴+安静で回復頂けたら幸いです。
高橋浩一先生
前回の書き込みから、その後今日までに2回点滴を受けました。
毎度のことなのですが点滴に限らず注射をする時、看護師の方に「あなたの血管って『逃げる血管』の持ち主だから、打ちにくい」と言われ2~3回余分に針を刺されています。先日は点滴液が逆流して漏れてしまい、腕がパンパンに腫れて大騒ぎになりました。
ちなみに山王病院で入院していた時は看護師の方からは「血管が細くて針を打つのが怖い」と言われ、常に2~3人の看護師の方(時には看護師長)が待機をして、ちゃんと針が刺すことができるかどうか確認をしていました。
以前、『細い血管を太くさせる方法』について質問をさせていただきましたが、今回は『逃げる血管』について質問させてください。とのような血管が、そのように呼ばれるのですか?また、どのようにしたら痛い思いをしないで血管に針が刺さるのでしょうか?
ゆみぷーさま
僭越ながら、私の体験から、こういうことかな?と感じたことをお伝えします。
私は、初めてのブラッドパッチ前に、看護師さんが点滴しようとしたら血管が逃げました。
初めてのことで緊張していたことと室内の気温が低下して寒いと感じていたことから、血管が収縮したのだろうと思いました。
また、加えて、針を刺されること自体にも緊張(=恐怖)を感じ、血管が逃げた(=敵から襲われたら身を守る=血液が体外に出るのを防ぐ=生体防御機構のひとつ?)のではないかと思いました。
私はこの体験以降、入院中に点滴で針を刺す際は、その部分をお湯であたためるようにしました。また、申し送りされたのでしょう。血管をあたためるためホットパックを持参くださった看護師さんもいました。
体をあたためて血流量を増やすことと深呼吸したり楽しいことを考えたりすることでリラックスすることが良いのではと思いました。
しかし、針が血管に上手く刺さらないと、刺される側も刺す側も固唾を呑んで腕を見守ってしまうので、なかなかリラックスは出来ないですよね~
あ、それと最終兵器として、自分の気持ちの持ちようを挙げます。体の他の痛みに比べれば、針を刺すなんてたいして痛くない!と私は思うようにしています。
加えて、私の知人は、血液採取の際にあまりに血管が見えずどこからも採取できないので首に針を刺されたそうです。比較論になってしまいますが、自分はそれほどでも無いと思うことで、気持ちに余裕が生まれることもあるかも!?です。
しかし、何度も刺されるのは痛いですよね。ゆみぷーさんが痛い思いをしなくて済むようになればと願っています。
お世話になっている鍼の先生からも、針を体に刺す際は、体中に張り巡らされている毛細血管のほとんどは針を避けて逃げるとうかがいました。しかし、時々逃げきれなかった毛細血管に針が刺さってしまい、内出血を起こすようです。毛細血管が逃げきれなかった都度に鍼の先生が謝ってくれますが、逃げきれなかったのは私の血管なのにと思う私です。
ゆみぷーさんは、きっと私以上にご苦労されていると思うので、私が書いたことはすでに実践されていることばかりかもしれません。ご容赦ください。
高橋先生、恐れ入りますが、私の記述に関しまして補筆・修正いただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
8様
はじめまして。 様々なアドバイス、ありがとうございます。
自分でも実践していることもありましたが、色々と参考になりました。
実は昨日、点滴外来に行ってきました。
最初は上手く点滴液が入っていて順調と思われたのですが…。前回同様、途中で点滴液が漏れてしまって途中で針を抜き、新しい場所にやり直しすることになってしまいました。
そして、点滴が終わった後に針を刺した右ひじの内側と手首を見てビックリしました!ひじの周りと手の甲に赤い斑点が出てくるし、前回以上に腫れた状態になってしまったんです!先生や看護師の方も驚いていました(;一_一)
このような状態で今後も点滴を続けて大丈夫なのか、ちょっと心配です。
ゆみぷーさま
こちらこそ、はじめまして、でした。
お返事いただきありがとうございます。
痛々しいかぎりです。
点滴が終わってしばらくすると反応もなくなるのでしょうか。アレルギーのようなものなのでしょうか。
がんばって点滴をして諸症状をやわらげるのを選ぶか、点滴せずに口から水分をたくさんとるようにして皮膚をすこやかに保つのを選ぶか、という感じですね・・・
しかし、腫れが増しているのを承知で点滴し続けるのは心配ですね。
うーん、私なら、腕が腫れても諸症状をやわらげることをどうしても優先しなければ厳しい!!という時のみ点滴をして、あとは口からとれるのであれば、口からの水分補給に徹するような気がします。
つきなみですが、お大事にされてください!
ゆみぷー様
コメントありがとうございます。
逃げる血管、確かにあります。
血管が硬いのか、何なのか、申し訳ございませんが良くわかりません。
8様
コメントありがとうございます。
静脈は容量血管とも言います。
血液をためる事ができる血管という意味です。
暖める、リラックスする、呼吸を少なくする、と言った事で血管は開きます。
なので8様の御指摘は適切です。
加えるとすれば、重力で血管の中に血液を貯める、例えば手を心臓より下の位置におろして血液を手の血管に貯めておいてから駆血帯を巻くといった工夫が良いかもしれません。
高橋先生
私の記述、確認いただきありがとうございました。
腕や指から出血したら心臓より上に腕をあげますから、その反対ということですね。
勉強になりました。
私も難しい場合に試してみたいと思います。
8様
コメントありがとうございます。
是非、お試し下さい!
8様
先日は心配かけるような記述をしてしまい、申し訳ありませんでした。
その後、点滴は必要最小限にとどめているつもりですが別の症状でお世話になる時もあり、苦労してます。
主治医曰く「薬や注射で代用できるものは、それでいい。だけど、点滴でしか入れられないものもある。」とのことです。水分(栄養)などは極力口から入れていますから、あとは自分で点滴をしないようで済むように努力するしかないような気がしました。
土曜日に外来予約を入れていますので、点滴をしないで済むように体調を整えていきたいと思います。
ゆみぷーさま
いえいえ、謝っていただかなくて大丈夫です。とんでもないです。
もしも病気と関連しているような場合、回復に従って、点滴の時の赤い斑点や腫れが無くなれば良いですね。
血管が逃げることに関しては、活きが良いと考えてあまり心配しなくてもよさそうですけどね。
お互いがんばりましょう!
(うーん、がんばる、の押し付けは辛い場合もありますよね。・・・張り切っていきましょう?GOOD LUCK?とにかくそんな感じです。)
8様
励ましの言葉、ありがとうございます。全然、押し付けじゃないですよ。
実は前回の書き込みの後、急性胃腸炎(ノロウイルス)にかかってしまい、金曜日の夜まで寝込んでいました。
昨日、いつもの点滴外来で栄養剤を入れていただき今日からは少しずつ動けるようになりました。(今回は先生が直接点滴をしてくださったので痛みは感じませんでした。)
全快するのは「来週の中旬ぐらいになりそう」とのこと。年賀状など、やらなくてはいけない事がたくさんある身としては耳の痛い話です。しかし今、無理をしても症状を悪化させてしまうだけなので治るまでは大人しくしていることにします。
高橋浩一先生
『逃げる血管』の答えは、「コレだ!」というのがないのですね。
先日また点滴をする状態になってしまったので、看護師の方に『逃げる血管』とは、どういう血管のことを言うのか?聞いてみました。
その結果、「個人によって違うから何とも言えない」との事でしたが私個人に限れば『血管が細い』・『過去に注射や点滴をやり過ぎていて?表面の皮膚が硬い』・『血管に弾力があり過ぎる』と言われました。
…これを聞いていて、質問が「点滴が上手く入らない理由」にすり替えられているような気がしたのは私だけでしょうか?
とにかく医学の世界に限らずですが、まだまだ言葉では説明のできない事が多いですね。
今、書き込みをしている自分の言葉も意味が通じているか、心配になってきました(汗)
ゆみぷー様
コメントありがとうございます。
こんな事を言うと怒られるかもしれませんが、私は、物事を深く考えません。
明治時代の脚気論争、高木兼寛先生が、食事の改善で脚気が撲滅できているのだから、それでいいじゃないか!という考えに賛成です。
ただし、当時は、どうしたら、より良い結果が出るのか!でなく、なぜ食事で改善するのか!と問う意見が強く、脚気の対策が遅れました。
逃げる血管、本来、的確にお答えしなくてはいけないのでしょうが、少なくとも私に関しては分からない事だらけです。すいません。