脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

脳脊髄液減少症のリハビリ

脳脊髄液減少症のリハビリ

脳脊髄液減少症に対してのリハビリテーションは、現段階では確立していません。

ただリハビリテーションを考慮するにあたり、脳脊髄液減少症に近い病態は?と聞かれたら、脊椎外傷や脊髄損傷が適切かもしれません。

脊髄損傷とは、脊髄を外傷する事により手や足に運動障害や感覚障害などを生じるケガです。

ほとんどマヒを認めない軽傷例から、手足が全く動かず、呼吸に障害を後遺する重症例まであります。

脊髄損傷では、急性期治療を行い、状態が安定してから、病状の重症度に合わせてリハビリテーションの適応を考慮します。脊髄損傷に対しては以前より多くの知見があり、リハビリテーションを行っている病院も少なくありません。

脳脊髄液減少症も、日常生活可能な方から寝たきり状態に近い方までいます。

脳脊髄液減少症へのリハビリテーションを考慮する場合、それぞれの病状から、脊髄損傷、もしくは脊椎外傷に準じたリハビリテーションが現状ではイメージがつけやすいかと思います。

回復については

を参照頂けたら幸いです。