新しい生命
- 2012.08.14
- 脳脊髄液減少症
ロンドン・オリンピックからの感動・興奮が続く中、嬉しいニュースが入りました。
脳脊髄液減少症の診断でブラッドパッチを受けられた女性が無事に出産され、そして可愛い赤ちゃんの写真を頂きました。
またメッセージも賜りました。紹介させて頂きます。
私自身、妊娠中はいろいろと非常に心配でした。
ブラッドパッチから一年も経っていないのに腰に大きな負担をかけて大丈夫か、妊娠時に飲んでいた薬の影響はどうか、などなどいろいろと考えさせられました。
一番つらかったのは痛みを和らげてくれていた薬を減らしていく時期でした。
つわりと相まって、頭痛や吐き気、倦怠感がひどく、最初の3か月ほどは午後からは寝たきりのような状態でした。
しかし、先生がおっしゃっていた通り、週数が進むにつれて元気になっていった実感があります。
また、出産というイベントは心理的もプラスでした。
痛みだけに集中していた神経、感覚、思考を、別の方向に向けてくれた気がします。
後期にはヨガや水泳までできるようになり、日常生活には全く問題ない状態まで回復しました。
先生をはじめ、支えてくれた家族や生まれてきてくれた子どもに感謝感謝です。
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四国化成 2012.08.15
高橋浩一先生
『脳脊髄液減少症の診断でブラッドパッチを受けた女性が出産』された話を紹介してくださり、とても嬉しく思います。
私は未婚で今は付き合っている方はいませんが、子どもは大好きなので未来予想図の中に「結婚」・「出産」というイベントも描けそうです。
治療はまだ終わっていませんが、昨年初めてブラッドパッチ療法を受けた時と比べると、自分の体調が良い意味で変化してきたようにと思います。
先生のブログを読んでメンタルトレーニングをしたり、色々な方面の方から「脳脊髄液減少症を発症した本人の話が聞きたい」という企画などに参加させてもらったからでしょうか?(私の話が役に立っているかは不明ですが…)
とにかく、これからも「今、自分ができること」を考えながら毎日を過ごしていきたいと思ってます。
これからも、ご指導のほど宜しくお願い致します。
ゆみぷー様
コメントありがとうございます。
少しでも希望を持って頂けたら幸いです。
是非、将来に向けて楽しまれて下さい!
ご出産おめでとうございます。ママは踏ん張り時ですね。
私は、出産1年後に交通事故にあい、その後1年間、おんぶや抱っこをし、辛い身体にムチを打っての育児をしたあと脳脊の診断をうけました。職場では「育児ストレス」「ただの仕事の現実逃避」・・などといわれて(おかげさまで、その当時の記憶が削除されているので、このくらいしかおぼえていません)嫌なことを言われましたが、なぜか、こどもができると「踏ん張って」しまうんですよね。かわいいいときに、ブラットパッチをうけ、「抱っこ」をひかえていました。悔いがのこりますが、これから「ママ業」をするには我慢時と思い、今では10数える程度、抱っこしてあげられます。いつの間にかおしゃべり上手になったので、「△△ちゃん(ママの名前をちゃん付けで呼ばせてます。親の自覚あまりないので)また、お医者さんにお泊りになっちゃうから、すこしだけ抱っこしてください」三歳児なのに・・・!と。こういわれてしまうと、ママはがんばって自分の身体にむきあって、身体にいいこと模索してしまうんですよね。
自分の身体いたわりながら、第二子・第三子と産んで「楽しい!?」子育てしていきましょうね。
ぬま様
コメントありがとうございます。
第ニ子、第三子、頑張って下さい。
今度、お子様の写真を見せて頂けたら幸いです。
高橋浩一 先生
当地のような首都圏ですら、学級減や学校統合が急速に進んでいます。
子どもの数が、どんどん減っているからです。
私は、子どもたちに、真顔で、「家族で野球チームが出来るくらい、子どもをたくさん産むんだよ。」と言っています。
子どもたちは、にやにや笑いながら聞いていますが、それでも、大人になると、出産のお知らせをしてくれます。嬉しいことです。
通常の出産でも、「産みの苦しみ」という表現があるくらいだから、病を乗り越えて出産することは、並大抵の苦労ではないと思います。
この方の
>また、出産というイベントは心理的もプラスでした。
>痛みだけに集中していた神経、感覚、思考を、別の方向に向けてくれた気がします。
この考え方が、まさにポジティブ心理学そのものなのだと思います。
「出産なんかできるの?」ではなく、「出産さえできるだ!」と考えられた時点で「勝利の女神」は、すでにほほえんでいると思います。
ぬま様もおっしゃっているとおり、第二子、第三子…もお持ちになって、楽しいご家庭を築かれるようお祈りします。
おめでとうございました。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
病気を抱えていると出産は…とネガティブになりがちですが、脳脊髄液減少症に関しては、この方を含め多くの方が出産されています。
御指摘の 「出産なんかできるの?」ではなく、「出産さえできるだ!」が大切と思います。
高橋先生
可愛い赤ちゃんのニュース、ありがとうございます!
本当に可愛いです!
親は子供によって人間として成長でき、時には子供に助けられます。
お母さん、おめでとうございます!
赤ちゃん、生まれてきてくれてありがとう!
モモ様
コメントありがとうございます。
赤ちゃんの笑顔、いやされますよね!
元気を頂きました!
高橋先生
出産された方のメッセージを投稿してくださってありがとうございます。
とってもかわいい赤ちゃんですね。
同じ病気の患者さんの妊娠・出産は大変励みになります。
体調不良だと、子育てができるのか、本当に不安でいっぱいに
なるときもあると思います。でも子供の笑顔をみていると、
そういう不安もふっとんでいきます。
本当におめでとうございます。
ふく様
コメントありがとうございます。
本当ですね!
女性のみならず、多くの男性も勇気づけられるのではないかと思います。
高橋浩一先生
低髄液圧症の患者様が無事に出産されたというニュース、同じ女性としてとても勇気づけられます。
私は5年前に低髄液圧症になり、現在、分娩方法について悩んでいます。
私の漏れは胸椎からで、安静のみで回復し、その後5年間症状が出ることなく過ごしております。
先生は出産に関して、ブラッドパッチをされた方々、産科的な問題などがなければ、通常分娩可能です。
ただし、硬膜外麻酔を併用される場合は、ブラッドパッチの影響で麻酔薬の拡散が通常と異なりやすい事を担当医にお伝え頂え頂けたらと思います。と記載されておられますが、私のようにブラッドパッチをしていない人が、硬膜外麻酔(無痛分娩)をすることはどうでしょうか?
もし以前開いた穴がまだ塞がっていなかった場合、硬膜外に入れた麻酔液が漏れ出て呼吸困難になるなどのリスクがあるのでしょうか?
自然分娩か、何らかの事情で分娩停止が起こり帝王切開になる場合でも、硬膜外麻酔ではなく全身麻酔での手術にするほうが良いのでしょうか?
お返事いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。