脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

明日に向かって その4

明日に向かって その4

自分は本当に精神異常なのだろうか?
表向きには学校に行きたいと思っていても、本当の自分は学校には行きたくないのであろうか?

いろいろ考えているうちに、自分は精神が弱く、だめな人間であると感じるようになっていきました。

日に日に体調は悪化し、家族からも相手にされず、声をかけてくれる友達もいなくなりました。

何もできずに、ごろごろするしかできない日々をおくり始めてから数ヵ月後、何気なくインターネットを眺めていると、再び脳脊髄液減少症の文字を目にします。

やはり自分はこの病気なのではないか?

藁をもつかむ思いで、親に脳脊髄液減少症専門医の受診を相談しました。

母親は、

「あなたと権威の先生、どちらを信用するかと言えば、もちろん権威の先生よ。あなたにこれ以上、無駄な時間もお金もかけたくないわ!」

母の言葉に、さらに心に深い傷を負ったY.H君。

この後、どうなっていくのでしょう・・・

続く