明日に向かって その1
- 2012.01.27
- 脳脊髄液減少症
Y.H君(17歳、男性)。
高校受験、どうしてもF高校に入学したい!
今の実力では、かなり難しい受験になるが、チャレンジせずに後悔するより、挑戦しよう!
そして猛勉強の末、F高校に合格!
希望に満ち溢れた高校生活が始まりました。
しかし高校1年の夏のある朝、頭痛で体が動きませんでした。
当初はすぐに治るであろうと思っていましたが、頭痛に加え、倦怠感や朝起きられないなどの症状が加わり、持続します。
近くの病院を受診し、様々な頭痛薬を処方してもらいましたが、全く効果がありませんでした。また頭痛の原因が分からず、県内の大学病院で頭痛の権威の先生を紹介され診てもらう事にしました。
結果は、「MRIなどの検査結果は、すべて正常です。頭痛薬も効果ないようだし、高校生活に適応していないなどの精神的な問題があるのではないでしょうか!」
Y.H君は、「以前から、あこがれていた高校だし、部活も楽しいと感じていました。精神的な問題ではないと思います。」と答えます。
それに対し、頭痛の権威の先生は 「表面的に問題ないと感じていても、実際の所どうでしょうか?ちょっとしたストレスなど感じていませんか?」
続く
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高橋先生 こんにちは
私も、息子が同じ経験をしました。
たまたま、TVでこの病気をしり、高橋先生に治療して頂きよくよくなりました。
それなのに私は、言葉を忘れやすいとか忘れ物が多などを心配ばかりしていました。
先生の、「人間だから忘れる事ができる。」と言う言葉で目がさめました。
私は、一生懸命になりすぎて完璧を求めていたと思います。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
心配しすぎな母様
コメントありがとうございます。
子どもの事は、どうしても親として気になりますよね!御気持ち理解できます。
また御心配な事があれば、御相談下さい。
高橋浩一 先生
ここまで読んだら、「精神的な不登校の始まり」とだれでも思ってしまうでしょう!
三年前までだったら、私もその一人でした。
でも、今は、「脳脊髄液減少症」を疑うことができます。
これも、高橋先生のご指導の賜物です。ありがとうございます。
教員の一般常識として本症を知っておくことの大切さを痛感します。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
この後も「明日に向かって」は続きますので、よろしくお願いします。
実際にあった話を元にしています。