さらに前進!
- 2011.09.04
- 脳脊髄液減少症
9月2日の毎日新聞夕刊に、追突事故に遭った男性が、交通事故と脳脊髄液減少症との因果関係が争われた訴訟で、大阪高裁が事故による本症発症を認定したとの記事が掲載されました。
同紙によると、
高裁判決は、国の研究班が最新の研究結果として「外傷による発症は決してまれではない」としたことも挙げて、国際頭痛学会の基準を「厳格にすぎる」と指摘した。
さらに「症状が大幅に改善したことは間違いない。髄液漏れ以外にブラッドパッチが効果を発揮する疾患はない」とも述べて、髄液漏れと認めた。
と、あります。
脳脊髄液減少症診療を通じて、
- 外傷で髄液漏出は稀である。
- 診断基準に合致しない。
- 心因性、気のせい、プラシーボ効果
といった事に、少なからずの方々が泣かされてきたのを見てきて、心を痛めていました。
裁判は、前例が大切なようなので、その点でも、この判決は非常に大きな意義があったと思います。
しかし、裁判は非常な苦労があります。
脳脊髄液減少症の体調不良で、さらに裁判は本当に大変です。
いずれ脳脊髄液減少症の認知が進み、裁判をしなくても、本症が当然のように認められる時代が来れば・・・
また現在、脳脊髄液減少症を患われている方々も、なるべく穏便な形で事故後の対応が進むと良いと思います。
良いお知らせ嬉しいです。
少し日差しが見えてきたような気がして
希望がもって
気持ちも前向きにしていけます。
先日は大変お世話様でした~
書いてくださった物は一人でも何か、皆の為
お役に立てればとは思っております
今までもこれからも、
誰かが道をつくらなくではならないかとは思っておりましたので、我がままなことお願いしたのです。
色々お忙しい中申し訳ございませんでした。
あぁちゃん様
コメントありがとうございます。
あぁちゃん様の御協力もありがたく感じております。脳脊髄液減少症、確実に前進しています。
高橋浩一先生
こんにちは、ゆっくり楽しく安静にしておりますが雨はやはり辛いですね
台風のために仕方ありませんが^^;
脳脊髄液減少症に対する治療保険適用を求める請願書の署名活動が行われているようですね
私は安静中の為母にお願いし集めております
色々な団体がある為に困惑も致しますしどこがちゃんとしているかもわかりませんのでどこの団体にも属してませんが・・・
なにもしないでいるよりも地道に活動ですね
私事ではありますが
RI脳槽シンチグラムしている時3時間後、普段通り歩くという事が私は出来ず症状が辛く横になっておりました・・・
先生や看護師の皆様には申し訳ありませんが
マイナスなことばかり考え検査でこの苦しみならこのまま死を選んでしまえば・・・と考えたのも事実であります
それでもプラスに考えるようにと言い聞かせ病に打ち克つメンタル強化法に書かれていたことが頭の中を巡っておりました
(すべての内容ではありませんが)
大変励みになりました
読むのに1ヶ月かかってしまいましたけど前もって読んでおいてよかったと思います
さらに前進!
こういった内容がどんどん増えていく事を願っております
先生も色々大変かと思いますが体調に気をつけて頑張って下さい
長文ですみません
ヨッシー様
コメントありがとうございます。
死にたくなるような辛さから、良く頑張っていますね!敬服します!
前向きな気持ちも大切ですが、楽しむ気持ちも重要です!
益々の御回復をお祈り申し上げます。
高橋浩一先生
9月2日の毎日新聞の事ですが、我が家は毎日新聞を購読していないので早速、販売店に行って買って読みました。
私は今年の2月に山王病院の診察を受けて、初めて病名がわかったのですが、発症原因は不明のままです。交通事故(鞭打ち)などにも遭遇した事もありません。
しかし今回の新聞記事を読むと発症理由はどうであれ先生がおっしゃったように、「本症の認知が進み、裁判をしなくても、本症が当然のように認められる時代が来る」ことを、私も願っています。
ゆみぷー様
コメントありがとうございます。
原因も、診断も大切ですが、回復する事がより重要と考えています。
同じ病気でも、理解のあるなしでは、かなり差があります。さらに前進しなくては!と感じています。
高橋浩一先生
ブラッドパッチから3週間が過ぎ、調子の良さを感じて喜びつつ、
今は寝たり起きたりして慎重に生活しているへびくまです。
さて、毎日新聞の報道ですが。一歩進展あり!と嬉しく思いながら、
何人もの方のお力を借りて(相変わらず)twitterで記事を広めてみました。
皆さんが快く協力してくださって、本当に有難いです。
とにかく、多くの人に理解され、これは当然に存在する病気なのだ
と医療、行政、司法の場で認めてもらえるようになり、
一人残らず患者の皆さんが救済されますように。
家庭や職場やコミュニティなどで理解されますように。
潜在的に苦しんでいる患者さん達に、早く治療の機会が訪れますように。
そう願ってやみません。
また事後報告になり申し訳ありませんが、
高橋先生のこの記事の最後のくだりに同感し、思わず
twitterで紹介させていただきました。
これまた早速、皆さんのご協力で広まりつつあります。
どうかどうかご了承ください。
へびくまは、へびくまに出来ることを布団の上でやっていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
へびくま様
コメントありがとうございます。
布団の中でまで御協力、恐縮です。
メンタルトレーニング的に言うと「現状でのベスト」を考えて、行動せよ!まさに、へびくま様の御協力を指しているようです。
髙橋浩一 先生
憲法76条によれば、
「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。」
とされています。
つまり、どんな権力にも屈してはならないし、そういうことはないと信じたいです。
裁判官の良心のなかに、脳脊髄液減少症の、とくに保険適用されていない方々の苦しみを分かる良心が芽生えることを切に願います。
「芽生える」ためには、「種をまく」ことが必要です。
患者側からの働きかけはもちろんのこと、医師の先生方の力が大きくものを言うことは確かです。
髙橋先生には、今後ともよろしくお願いします
そして、裁判官は、判決を下す時に、過去の判例も「良心」として、参考にします。(拘る、と言ってよいかもしれません。)
その意味で、今回の判決は、とても意義深いものだと、私も思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
憲法76条、今までは信じてきたのに裏切られてきた想いが強いです。
しかし大阪高裁での判決は、今後、良い方向へ変化し得ると思います。さらに前進すべき!という感じです。