客観的な点滴の効果
- 2011.01.11
- 脳脊髄液減少症
脳脊髄液減少症で、点滴が効果的という方々は少なくありません。
しかし実際の臨床では、点滴の効果を信用してもらえないことがあります。中には、「気のせい!」「宗教的」などと、言われたという声も聴いてきました。
そんな中、先日、大変御世話になっている耳鼻科の先生から興味深い情報を提供頂きました。
脳脊髄液減少症でめまい、平衡機能障害を合併している患者様に対して、重心動揺検査という平衡機能を調べる検査を点滴の前後で施行すると、再現性を持って点滴の後に、一時的に平衡機能が改善した!という情報です。
情報を提供頂いた耳鼻科の先生には、心より御礼を申し上げます。
脳脊髄液減少症は、自覚症状が主なため、理解を得られにくいですが、このような「気のせいではない!」という客観的なデータが増えると、脳脊髄液減少症の信憑性が高くなると思います。
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高橋先生
あけましておめでとうございます・
今年も宜しくお願いします。
点滴の件ですが、わたしはとても具合がわるく、おきることも
つらいとき点滴をすると、頭がすっきりして、体が楽になります。3日ぐらいつづけて点滴すると、また、調子がだんだんと
回復していくような気がします
そして、点滴中にトイレに必ず行きたくなるのですが、具合の悪いとき点滴すると、トイレにいかないような気がします。
やはり脱水しているのでしょうね・・・
調子がよい時に点滴すると、全く効果がみられません。
かえってしないほうがよかったと思うときもありました。
本当に不思議ですよね。
ちょっとした報告でした。
寒いですが風邪にお気をつけください。
ふく様
コメントありがとうございます。
体調の悪い時に点滴をすると楽になる!という事は、体調が悪い時に水分が不足している可能性があるという事と思います。
ふく様のように、自身の体調と相談し、点滴をされていくのが大切と思います。
貴重な経験談、ありがとうございました。