脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

アメリカから

アメリカから
アメリカ在住のEさん。

初回ブラッドパッチで、症状は軽快しましたが、アメリカに帰ると、強固な頭痛が再燃しました。

アメリカでは、脳脊髄液減少症の理解は、日本よりはるかに悪く、

RIで漏れがないから、脳脊髄液減少症でない!と、合言葉のように言われたそうです。

それ以外にも、Eさんの前で、傷つくような言葉を投げつけられ、大きく心を痛められました。

それでも、日本で一度、ブラッドパッチで良くなったと主張し続け、ブラッドパッチを合計4回受けました。

その結果、1年半の闘病生活に終止符を打つことができたと、先日、山王病院で報告頂きました。

Eさんは

「この病気になって良かった。友達との絆も深くなったし、この年齢でなかなかできない経験をさせてもらったし!将来は、心理士になりたい!」

と、話されました。益々の御回復と御活躍をお祈り申し上げます。


しかし、アメリカでのブラッドパッチの治療条件は、かなり厳しいようです。治療費も1回の入院で100万円を超えるそうです・・・。