価値ある二等賞
- 2010.06.12
- 脳脊髄液減少症
F.Iさん(小学4年生、女子)
交通事故にて受傷、脳脊髄液減少症を患いました。
一時は学校への通学も不能となりましたが、ブラッドパッチで頭痛は軽減し、最近、少しずつ学校へ行けるようになってきました。
そのF.Iさんが先日、運動会の徒競走で二位になったと、嬉しそうに報告頂きました。
実はF.Iさんは過去の運動会では、いつも最下位で、悔しくて泣いていたそうです。
さらに今回の運動会は、脳脊髄液減少症の治療などもあって、以前よりも練習ができていませんし、体力も回復していません。
それでもF.Iさんは、自ら徒競走へ参加したいと申し出て、堂々の二位に輝いたそうです。
敗戦を恐れずの参加決断は、称賛します。
益々の御快復を心よりお祈り申し上げます。
高橋浩一 先生
しばらく前に「運動会で順位はつけない」「みんなで手をつないでゴールする」などということがもてはやされた?時期がありましたね。
間違った「平等意識」の最たるものだとおもいます。
スポーツは「勝敗」があるからこそ、価値に向かって努力する中で自己が高まるのです。そのことによって他者も高まります。
ご両親も高橋先生もひとしおの喜びがおありと存じます。
私たち「教える側」も、自信を持って「競わせる」ことができるエピソードでした。
ありがとうございます。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
間違った平等意識は、「平等は不平等でる」に、つながると思います。
若い頃から、スポーツにも勉学にも競争意識が必要との、あきちゃんで~す様のお考えに賛成です。