ドリームメーカー
- 2010.03.22
- 脳脊髄液減少症
先日3月14日、TBSにて放送された「夢の扉」に慈恵医大リハビリテーション科 安保雅博教授が出演されました。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi/backnumber/20100314.html
脳出血や脳梗塞後遺症などで、手の運動麻痺が後遺した場合、麻痺は一生残存するというのが、現在の医学の定説です。
しかし安保教授は、その定説を壊したくて、そして新たな定説を自分で作りたくて、脳の研究を始めたそうです。
さらに番組中でのリハビリテーション医師として、
「本当のリハビリテーション医学をやろうとすると、その人の生活背景とか全部理解しないと上手くいかないんですよ。
相手の立場にたって物事を考えろ!
自分の親だったらどうするか考えろ!それだけです。」
熱く心に響き渡りました。
慈恵医大学祖、高木兼寛先生の
「病気を診ずして 病気を診よ」
に匹敵するような、重い、重い言葉に感じました。
安保教授は、学生時代から、明るい性格で周囲を楽しませて頂きましたが、現在は、病に悩む多くの方々の病気を治すだけでなく、心も明るくしている事でしょう。
強い感動と、強い刺激を頂きました。
安保教授のMy Goal は
「手の麻痺がこれ以上治らないといわれて苦しんでいる人をなくしたい」
です。
まさにドリームメーカーと思います。
益々の御活躍をお祈り申し上げます。
いつもお世話になっております。
高橋先生の同級生には
高橋先生同様に素晴らしいお医者様がいますね。
安保先生の患者思いのお言葉心が熱くなりました。
患者はどんなに酷い症状を抱えていても
血の通った感情のある人間なんだと
全てのお医者様にわかってもらいたいと思います。
脳脊髄液減少症の患者は数値や画像のみで判断され
既存のお医者様の知識で
異常なしとされるケースが多いのも事実です。
高橋先生の診断を受けるまでの
ドクターショッピングの辛かった日々を思い返し
全てのお医者様が高橋先生や安保先生のように
温かくあってほしいと思いました。
今後の先生のご活躍期待しています。
かーこ様
コメントありがとうございます。
安保先生は、本当に素晴らしいです。先日の番組、私も見習わなくてはいけない部分もあり、勉強になりました。
それから、患者はどんなに酷い症状を抱えていても血の通った感情のある人間です。
安保先生の申し上げていた「患者を自分の家族と思え!」という御言葉を胸に、頑張っていきます。
高橋浩一 先生
ご無沙汰しております。
実は、体調を急に崩して、二週間ほど入院しておりました。
したがって、「夢の扉」も前述の「しあわせ結婚生活」もストレッチャーの上で拝見させていただきました。
それだけに、考えることも多かったように感じています。
入院中の治療過程は、もちろん重要です。でも、それ以上に重要なのは、患者が退院した後、どのように自立した生活を送ることができるか、ということです。
そのためのリハビリなども、以前に比べるとずいぶん進んでいるように感じました。
私が入院したのは、内科でしたが、整形外科かと思うくらい
患者のみなさんにリハビリの時間が用意されていました。
そうして、看護師や理学療法士の方が「退院後の生活」を常に
口にされ、患者も、ただ「手厚い看護にくるまれている」という感じではなく、みるみる自立していきます。
そして、患者が「これなら一人でやって行けるだろう」という意思を持って退院する…
そんな流れだったように感じました。普通の公立病院です。
医療の役割は、「疾病を治癒する」という小さなことなのではなくて、「人を自立させる支援をする」ということなのだと、
高木博士の「病を見ずして、人を見よ。」のお言葉をおもいだしました。
あきちゃんで~す様
御無沙汰しています。その後、体調はいかがでしょうか?
経過良好である事をお祈り申し上げます。
「人を自立させる支援をする」大切です。手厚い看護、医療のみではなく、自立を促していく事も重要でしょう。
教育や子育てにも共通する部分がある感じです。