脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

ドリームメーカー

ドリームメーカー

先日3月14日、TBSにて放送された「夢の扉」に慈恵医大リハビリテーション科 安保雅博教授が出演されました。

http://www.tbs.co.jp/yumetobi/backnumber/20100314.html

脳出血や脳梗塞後遺症などで、手の運動麻痺が後遺した場合、麻痺は一生残存するというのが、現在の医学の定説です。

しかし安保教授は、その定説を壊したくて、そして新たな定説を自分で作りたくて、脳の研究を始めたそうです。

さらに番組中でのリハビリテーション医師として、

「本当のリハビリテーション医学をやろうとすると、その人の生活背景とか全部理解しないと上手くいかないんですよ。

相手の立場にたって物事を考えろ!

自分の親だったらどうするか考えろ!それだけです。」

熱く心に響き渡りました。

慈恵医大学祖、高木兼寛先生の

「病気を診ずして 病気を診よ」

に匹敵するような、重い、重い言葉に感じました。

安保教授は、学生時代から、明るい性格で周囲を楽しませて頂きましたが、現在は、病に悩む多くの方々の病気を治すだけでなく、心も明るくしている事でしょう。

強い感動と、強い刺激を頂きました。

安保教授のMy Goal は

「手の麻痺がこれ以上治らないといわれて苦しんでいる人をなくしたい」

です。

まさにドリームメーカーと思います。

益々の御活躍をお祈り申し上げます。

http://www.youtube.com/watch?v=Us9gjJhjRCI