点滴について
- 2009.12.23
- 脳脊髄液減少症
冬になり、風邪やインフルエンザが流行ってきています。
脳脊髄液減少症の方は、風邪などをひかれた場合、以前より症状が増幅される事が少なくありません。
早めに風邪やインフルエンザの治療をする事が大切と思います。
それから水分補給も重要です。
水分補給が充分にできない場合は、点滴の力を借りる事も考えるべきです。
「どのような点滴を受けたらよいか?」
との質問を良く頂きます。
まずは細胞外液補充液 (ラクテックなどの乳酸リンゲル液、ヴィーンFなどの酢酸リンゲル液、生理食塩水などなど)を、点滴する事が良いと思います。
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高橋浩一 先生
点滴には、本当にお世話になりました。
悪性腫瘍の抗癌剤、摂食できないときの栄養剤、虫さされや食中毒などの解毒剤…etc.
あの即効性は、点滴を服用した者でなければわからないと思います。笑
「飲んでしまった方が早いのに…」などと冗談を言って、ナースを笑わせてしまったこともありますが、目には見えない体液の循環がいかに我々の体のペースメーキングをしているか、身を以て感じました。
脳脊髄液もその一つですね。一刻も早く効果的な治療法が保険適用になって、患者様方が心の平安を得られるようになることをお祈りします。
F様
コメントありがとうございます。
静脈系から薬剤を注入するという発見は、医学に多大な貢献をしました。私も恩恵を受けた事が何度かあります。
血液の循環、リンパの循環については、かなり理解が進んでいると思いますが、これからは髄液循環の解明が重要と、真面目に思っています。