脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

思春期

思春期
K.A君(男子高校生)。

交通事故にて脳脊髄液減少症を患いました。

3回のブラッドパッチにて、症状は安定しましたが、頭痛など持続しました。

事故前は陸上競技部の選手であったのが、思うような走りができない・・・・・

進学など将来の心配・・・・・

にもかかわらず、頭痛などで勉強に集中できない・・・・・

さらに思春期の、ほとんどの方々が乗り越えなくてはいけない問題もあった事でしょう。

しかし先日、K.A君が明るい表情で

「頭痛がほとんど無くなりました。」

「受験の目標もできました。」

「メンタルの部分の重要性を感じました。勉強に集中できない!といった事も、正直、病気のせいにしていました。」

と、語って頂きました。

心境の変化を問うと、

「彼女ができて、一緒の大学にいきたいんです!」

なんと微笑ましい!

どんな形でも、目標設定と周囲の協力が得られれば、人間頑張れると感じた想いです。

ちなみにK.A君、ブラッドパッチ後に一時、頭痛がひどかった時期があったのですが、その時は、失恋後だったそうです。青春ですね!

K.A君の回復とさらなる活躍をお祈りします。