脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

キーワード

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脳脊髄液減少症に、いくつかのキーワードがあります。

起立性頭痛にはじまり、頚部のこり、頚部痛、めまい、ふらつき、倦怠感、視覚異常などなど

脳脊髄液減少症を克服され、現在、元気に活躍されているM.Mさん(30代、男性)は、こういったキーワードなど理解し、頭の隅においてはありますが、なるべくキーワードを意識しないように努められたそうです。

キーワードが頭をよぎると、そういった症状が出現してきたのではないか? 

 → 症状が出現してきている。
 → 症状がでている!
 → しんどい!

という、悪循環に入るため、意識的に他の事に目を向け、むしろキーワードを無視する感覚だったそうです。

脳脊髄液減少症を克服する一つの方法かもしれません。

一方で、こういったキーワードを意識するあまり、新たな症状が次々と出現して、状態が回復しない、もしくは悪化していく方もいます。

また脳脊髄液減少症ではない方が、私は脳脊髄液減少症かもしれない → 脳脊髄液減少症だ!

と、自分の中で病気を作ってしまう人もいました。

キーワードを理解する事は重要ですが、あくまで病状からの回復の手段として有効利用すべきと思います。