もと脳脊髄液減少症
- 2009.08.12
- 脳脊髄液減少症

もと脳脊髄液減少症、なっちゃんのブログです。
なっちゃんは高校時代に、バスケットボールの練習中に頭部を打撲し、脳脊髄液減少症を患われました。
2回のブラッドパッチにより、症状は完治し、今では好きなスキー(駄洒落でない)をされ、ある大会では優勝されるなど、活躍されています。
現在大学生のなっちゃん。完治した現在、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」事は決してなく、多くの方々のためにと考えられている姿勢は、素晴らしいと思います。
その意志の強さは、以下のブログに表れています。
http://hr311w.dtiblog.com/blog-entry-47.html
なっちゃんは、体調不良の時期でも非常に前向きでした。過去のブログの言葉の端々にもそれが表れています。
私にとって印象的だったのは、症状が完治に近づき、スキーを再開するかどうか、判断に迷われている頃の事です。
御家族は、せっかっく良くなったのに、スキーで転んで、症状が再発したら・・・という心配から、スキー再開に消極的でした。辛い時期を見ているだけに当然の事と思います。
一方、なっちゃんは、リスクを覚悟、どうしてもスキーをしたい!と、首に負担のかからないようなスキーの防具を自ら探し出し、熱き想いを伝えて頂きました。
私は、なっちゃんの考えを尊重された方が彼女のためと思い、スキー再開に反対しませんでした。
自己を向上させつつ、今後も脳脊髄液減少症のために、御助力よろしくお願いします。
高橋浩一 先生
「なっちゃん」のブログは、以前ご紹介いただいた「おせつ様のブログ」を通じて、何度かやりとりをさせていただきました。
私は、教職にある身で、大学生の教え子も数多おつきあいがありますが、その子たちと比べてみても、格段に「目的意識の強い方」だと感じました。
やはり、「脳脊髄液減少症」に罹ったことが、彼女を大きく動かしたのだと思います。
ご家族が、スキーを許されたご英断にも敬服いたします。
そのようなご家庭だったこそ、今の「強いなっちゃん」があるのだと思います。
高橋先生がいつか述べられていた「出来ることをする」ことが大切かと思います。
中でも、ご自分の病気を隠さずに、それを世のため人のために役立てようとなさっている点は、歳は倍以上離れてはいますが、私の師と為すべき考え方です。
元患者様だからこそ、語られる事柄の一つ一つに、大きな価値があるのだと思います。
なつちゃんには、是非頑張っていただいて、ご自分の夢を実現させていただきたいです。
そのことが、全ての患者様の礎(いしずえ)になると思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
「強いなっちゃん」、同感です。病気に悩む方々にも参考になるのではないかと思い、掲載させて頂きました。
「私には、なっちゃんのような事はできない!」と思うのでなく、少しでも良い部分を取り入れよう!と考えて頂けると、良いかもしれません。
高橋先生へ
なつみさんには、いつも娘のピー子が、大変お世話になっています。
全てが、思い通りに行かない毎日に、苛立ちや落胆を覚える中での、先輩患者・なつみさんとの出会いは、娘ピー子にとって、なによりの励みになっています。
「なっちゃんは、わかってくれる」と、なつみさんとのメールの後は、本当に満面の笑みを浮かべ、血色も良くなります。
ご自分の体験を踏まえた上で、ピー子に薦める事を、ピー子は
素直に実践しています。体験者の力の大きさを感じます。
今ピー子は、なつみさんからの推薦本、「西の魔女が死んだ」(梨木香歩著)、「自分と似ている主人公」を、今の自分と照らし合わせながら読み進んでします。
いつも前向きな高橋先生とのご縁が、なつみさんとも巡り会わせてくれたこと、感謝と感激です。他の脳脊髄液減少症学生も心に留めてくれてる、なつみさん。
この場を借りて、「なつみさん!いつもありがとう。」
ピー子ママ おせつより
おせつ様
コメントありがとうございます。
先輩患者からのアドバイスは、医師としてはできない、感じられない部分を指摘して頂く可能性が高く、素晴らしいと思います。
いつの日か、ピー子ちゃんも先輩患者となると思います。その日が来ることを心よりお祈りします。