青森から一句
- 2009.05.26
- 脳脊髄液減少症

青森に住むH.Sさん(女性)。
2年前の交通事故後から、激しい頭痛、頚部痛、倦怠感などに悩み、日常生活にも支障を来たしました。
しかし、地元の病院では、原因不明、気のせい、精神疾患などと診断され、病院へ行くのにも恐怖を感じるようになったそうです。
ある時、脳脊髄液減少症の存在を知り、山王病院を受診しました。
その後、H.Sさんから御手紙を頂きました。
「先日はありがとうございました。今まで、数々の病院へいっては、精神的に切ない事を言われて、病院も医者も信じられなくなっていました。
高橋先生は一緒に頑張りましょうと言ってくれました。
初めて聞く言葉でした。
ここ数日は背中と首が酷く病んで、寝たきりです。寝ても痛いし、どんどん、胸も苦しくなっていきます。
さっき、熱を計ったら七度五分ありました。やっと、洗濯をやりました。高橋先生のブログをみました!感動しました。高橋先生を信じて、なんでも、話せるようになりたいです。
どうしても、今までのトラウマで、思うように、気持ちを伝えられないので。
特に、目の前にすると
昨日、下の子供が痛がるわたしの背中を 擦ってくれました。名前は朝、と書いて、とも、とよみます。泣きながらら、一句つくってしまいました。
「背を撫でる、朝(とも)の優しさ身にしみて、希望の朝(あさ)を近く感じる」
はずかしながら、一句作ってしまいました。痛みで泣きながら、筆と紙を用意し、そして一句書いて、その後また、寝たきりになりました。
高橋先生にたどり着いたという気持ちで頭が一杯になり、嬉しくて言葉を失ってしまいました。」
H.Sさん、先日、RI脳槽シンチを行い、脳脊髄液減少症の診断を得ました。ブラッドパッチにて、諸症状も軽減しています。
H.Sさんは、俳句が好きで、将来、自分で作った俳句をたくさん飾るのが夢のようです。
そして、先日、再び一句頂きました。

何とも、今の状況を耐えながらも、希望を持たれて、頑張られている想いが強く伝わります。私は書道は全くの素人ですが、H.Sさんの気持ちが、心に沁みてきます。
H.Sさんは事故前までは、ねぶた祭りのお囃子をされていたようで、体調が戻ったら、再びお囃子にも復帰したいそうです。是非、頑張ってください!
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初めまして。 私は神戸に住んでいる脳脊髄液減少症をもつ患者です。実はH,Sさんとは知り合いでこのブログを教えて頂き、拝見
させて頂きました。
H,Sさんとは最近知り合ったのですが、まだ細かい話は分からず交流をしていました。
でも今回高橋先生のブログの内容をよんで、H,Sさんがこんな
に辛い思いを過ごされていたので正直驚きました。
私の知っいるH,Sさんは前向きで、いつも私を励ましてくれて
いました。
私は帝王切開の脊髄麻酔によりこの病気になったのですが、
H,Sさんはいつもいつも私を気にかけてくれていました。
離れた環境であるため、H,Sさんがどれほど大変な思いをされて
いたのか想像できませんでした。
このブログが掲載されたと、H,Sさんは私に嬉しそうに教えてくれました。
私は心からH,Sさんが体調がよくなり、そしていつかH,Sさんの
俳句の展示会ができ、多くの方を励ましてくれることを願ってやみません
苺姫子様
コメントありがとうございます。
神戸と青森との距離であっても、お互いに良き励ましで、向上する仲は貴重と思います。
H.Sさんとともに、苺姫子様の御快復を心よりお祈り申し上げます。