いかに体力を回復させるか!
- 2009.11.11
- 脳脊髄液減少症
脳脊髄液減少症の治療後に、体力を回復させる事は重要です。
ある意味、一番大切かもしれません。
では、いかに体力を回復させたらいいのでしょうか?
新しい事をやるよりは、以前にやった事があるものから始めるのが良いと思います。
スポーツ、運動だけが体力回復に重要という訳ではありません。
日常生活の中でも、充分に体力回復できます。
自分に合った事を楽しみながらできると良いですね!
それから運動に関しては、速い動きより、ゆっくりとした動きの、重い負荷より、軽い負荷の方が体には優しいです。
少ない量から開始して、余力を持って終了が良いと思います。
万が一、体力を回復させようとして具合が悪くなったら、焦らず安静+水分補給です。 体力は一朝一夕には、なかなかつきませんので、ゆっくりと焦らずに体力アップしていく事が重要です。
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高橋先生のおっしゃる通りいかに体力を回復させるかが今の私の課題です。
体力面でも精神面でもとっても疲れやすくもっと鍛えなければと日々痛感しております。
楽しみながらやることは体力もつき同時に精神面にも良い影響を受けるのでよいですよね!
今、毎日かかさずやっていることは愛犬との散歩です。今はゆっくり歩いていますがいつかは愛犬と共に走ることができればと思っています。そして他にも楽しみながらできることを探していきたいと思います。
つっちー様
コメントありがとうございます。
継続は力なり!です。
他の人にやらされている感覚、義務でやらねばならないという感覚は能率が悪いと思います。
自分の内面から、目的意識を高めて行動される事が大切と思います。
頑張ってください!
仕事で無理「しすぎ」たようでダウンしてしまい
ここしばらく、パソコン画面が見られませんでした。
こういうペースオーバー(?)したときも
やはり「焦らず安静+水分補給」でしょうか。
と言いますか、体は「寝たい!寝たい!」と訴えますし
補水液を飲むと頭や体が一時的にラクになりますから、
やはり「安静+水分補給」は侮れないベストな療養法みたい
・・・と勝手に感じておりますが。
さて。今回(4回目)のEBP後は
いつもに比べて体力の戻りが遅いように感じ(トシのせい?笑)
仕事のペースが以前のようにはなかなか上がらず
風邪ひいて熱を出してばかりだったので
けっこう焦ってしまいました。
時間が解決してくれる・・・
とは分かっているつもりでも。
私にとっては、
この「自分の気持ちとの闘い」が課題かもしれません。
いちかばちかで、先月から漢方を始めてみました。
かかりつけの内科で相談して処方してもらったのですが。
(M医師の診察は来月なので、まだお伝えしてません 汗)
おいしく飲めるから大丈夫かも~と思って続けています。
今のところ、調子はいいような気がします(プラセボ効果?)
高橋先生は、何か漢方をお使いになることはありますか?
それとも、やはり自然に戻していくほうがよいのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
へびくま様
コメントありがとうございます。
無理をし過ぎたと感じた時は、「焦らず安静+水分補給」がよろしいと思います。
それから、私は漢方は時々使います。効果が認められる事もありますので、試して良いと思います。
回復の手段ですが、難しい問題です。何を持って回復と判断するかを含めて、個人差もあります。
現状を認識し、現状でできることを頑張る事は、将来的には何らかの形で必ずプラスになると思います。
高橋浩一先生
お返事ありがとうございました。
これからも「焦らず安静+水分補給」を心がけます!
ペースコントロールには自分との対話が必要で、
気持ちが先走りすると、つい転んでしまうのですが。
七転び八起き、三歩進んで二歩下がる(けどまた三歩進む)
・・・で一喜一憂せずに頑張っていきたいと思います!
ちなみに、漢方は「術後の体力低下」というカテゴリーのものを飲んでいます。
もちろん来月のM先生の診察で、飲み始めたことをきちんとお伝えするつもりです。(併用薬はきちんとお伝えせねば!ですものね)
お忙しいなか有難うございました。
追伸
ここで、二日酔いで漢方・・・という話がでてくるとは、
なんというか変化球という感じで
思わずクスッと笑ってしまいました。覚えておきます(笑)
へびくま様
コメントありがとうございます。
結果や一つ一つの事に一喜一憂せず、経過を大切する事は、スポーツ心理学においても大切な考えと言われています。
これからも変化球を混ぜていきますので、よろしくお願いします。
高橋浩一 先生
「いかに体力を回復させるか」患者の皆さんの工夫のしどころですね。皆さん苦労されているということがわかっただけでも勉強になります。
私自身もそうでしたし、実は、今、身内が入院しているので、それを見ていてもそう思うことがあります。
全く動けないような状態の時は、そんなことを考える余裕も必要もない。
少し動けるようになってきたら考えるのですが、ここで「やりすぎて」しまうのです。そしてまた、悪い症状がぶり返す…こんな繰り返しです。
患者がが賢くないから、そうなるのではなくて、患者は、「何が出来ないか」を良く把握できていないからだと思います。
「良いときの自分」はイメージできても、「出来ない自分」はイメージしたくても出来ないし、前向きな人に限ってそんなことは、イメージしたくもないのだと思います。
そこで、勢い無理をしてしまう…その辺のコントロールが不能になるのが「病気」であるともいえるのではないか、などとも考えています。
「あなたは、ここまで出来るのだけけど、伸びシロを考えてこのへんでやめておく」というようなアドバイスをお医者様にしていただくと、大いに助かると思うのですが…甘いでしょうか?
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
> 「あなたは、ここまで出来るのだけけど、伸びシロを考えてこのへんでやめておく」というようなアドバイスをお医者様にしていただくと、大いに助かると思うのですが…甘いでしょうか?
重要な問題です。
あきちゃんで~す様のように、つい無理をしてしまう事は多々あります。
私は、その頑張りは認めたいと思いますので、通常、責める事はしません。
「余力を持ってやりましょう!」的な事は、良くアドバイスさせて頂いています。
高橋浩一 先生
私たち患者が陥りがちなことは、「漢方」と「民間療法」を混同してしまうというところではないでしょうか。
「漢方は科学的ではない」などの考え方から、排斥されることも多いですが、「還元主義的な医療」を念頭に置くあまり臨床検査データに頼りすぎる傾向が、現代の西洋医学にはあると、一患者としては思っています。
「症状は電子カルテの中で起こっているのではない」とおっしゃっている患者さんもいます。
このことは、「病を見ずして人を見よ」という高木博士の教えや、「脳脊髄液減少症が、異常なしと診断されてしまう」こととも関係が深いと思います。
漢方医療が西洋医学の欠くべからざる補完的役割を果たして、「人間のための医療」が進化するように患者として期待しています。
F様
コメントありがとうございます。
現在の医学では、まだ、分からない事が多々あります。そんな中、東洋医学は経験的な事から発生しており、実際に良くなる方もいます。
ちなみに私の愛用の漢方は、二日酔いに対する五苓散(17番)です。これには、何度も御世話になってきました。(最近は、耐性のためか、少々効果が乏しくなってきましが・・・)
ある患者の訴えに対し、精神的なもの!と判断せず、高木先生の言葉を胸に、データ重視になり過ぎないようにしたいと思います。