MRI画像の進歩
- 2020.02.26
- 脳脊髄液減少症
第19回 日本脳脊髄液減少症研究会
山形大学放射線科 鹿戸教授の特別講演「脳脊髄液漏出症の画像診断 -MRI所見を中心に-
をはじめ、画像診断、特にMRIに関する発表が多くありました。
私が山王病院に勤務をはじめた平成18年当時、MRIでは、頭部MRIでの、びまん性硬膜造影像や脳下垂といった代表所見は知られていましたが、画像陽性率は低く、MRIのみで脳脊髄液減少症の診断をすることは夢物語のように感じていました。
しかし、MRI画像の進歩は素晴らしく、近年の研究の成果を、非常に感じています。
今後は、腰椎穿刺を要せずに、脳脊髄液減少症の診断ができる時代が来るのではないかと期待をしてしまいました。
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