脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

穿刺後頭痛が長引く場合は!

穿刺後頭痛が長引く場合は!

腰に針を刺す手技には、腰椎穿刺、腰椎麻酔、硬膜外麻酔、生食パッチ、ブラッドパッチ、腰椎ブロックなどがあります。

これらは、多くの例で安全に行われますが、ごく稀に起立性頭痛などが長引くことがあります。

腰椎穿刺後頭痛が代表的ですが、硬膜外ブロックや腰部トリガーブロックでも、起立性頭痛が遷延する例があります。

保存的経過観察で改善傾向が乏しい場合は、ブラッドパッチなど早期の対応が重要と思います。

腰椎穿刺後頭痛が長引く場合は! │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)