生食パッチの有用性
- 2021.04.13
- 脳脊髄液減少症
脳脊髄液減少症の診断、治療をはじめてから10年以上経ちますが、いまだに脳脊髄液減少症の診断に難渋することが少なくありません。
特に髄液の漏出がはっきりしないけれど、ブラッドパッチの効果が、間違いなくある症例は、診断が簡単でありません。
当院では、RI脳槽シンチやCTミエロを行っても、髄液漏出が明らかでない症例に対して、生食パッチを行っています。
生食パッチについて │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)
生食パッチにて、かなりの症状改善が認められた場合は、ブラッドパッチの効果も期待できます。
なので、生食パッチは有用な検査と考えています。
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