画像の改善は治癒?
- 2021.12.21
- 脳脊髄液減少症
画像所見が改善したから、髄液の漏出は治った!と判断されることが稀でありません。
特発性低髄液圧症候群における頭部造影MRIでの「びまん性硬膜造影像」は代表的な所見で、診断的意義が高いです。
ただ、この「びまん性硬膜造影像」は、発症早期には認められない事が多いです。
また時間が経過すると、症状が持続していても、「びまん性硬膜造影像」は消失する場合があります。
なので、画像所見の改善は、必ずしも髄液漏出の治癒を意味しません。
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