脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

運動の工夫

運動の工夫
脳脊髄液減少症でブラッドパッチを複数回受けている40代の男性。

運動を心掛ける事で、回復に向かいました。

その男性が言うには、

「運動というと、ウォーキングやウエイトトレーニングなどをイメージしていた。」

「外から見ていると、何しているんだと思われる様な事でも、自分に合った運動であればいい。」

「運動をしている間は、病気の事を忘れる時間ができるので、気持ちが前向きになる。」

といった効果があったようです。

体力の落ちていた彼は、音楽に合わせて腹式呼吸をする事から始めたそうです。

気に入った曲を一曲分でも、意識して音楽に合わせて腹式呼吸をすると、結構良い運動になり、慣れてきたら、曲に合わせて手や足を軽く動かしていったそうです。

体調や気分によって、曲をスローテンポにしたり、アップテンポにしたり!

とても人前では披露できない、運動とは言えないようなものらしいですが、コツコツと積み重ねていったら、知らないうちに体力が回復して、元気に復職できるようになったと喜んで話してくれました。

自分に合ったものであれば、運動にこだわらなくても良いと思います。

寝た状態で、腹筋を意識して、お腹を膨らましたり、へこましたりするだけでも腹筋の運動になります。