コロナ後遺症
- 2022.09.06
- 脳脊髄液減少症

新型コロナウイルス感染後遺症は、ロング・コビッドLong COVIDとも言われます。
WHO(世界保健機関)の定義では、新型コロナウイルスに罹患した人に見られ、少なくとも2か月以上持続し、他の疾患による症状として説明がつかないもので、通常は発症から3か月経った時点にみられます。
倦怠感や頭痛、息切れなどの症状がみられ、時間経過とともに発現率は低下する傾向にあることが分かっています。
しかし、中には、3ヶ月以上経過しても、頭痛、倦怠感などが持続し、社会生活、日常生活に支障を来している方々がいます。
まだまだ数は少ないですが、Long COVIDの中に、脳脊髄液減少症状態で、治療に反応している方がいます。
少ない症例数ですので、とてもLong COVID = 脳脊髄液減少症とは言えませんが、治療法が見出せず、強固な症状が持続している場合は、脳脊髄液減少症を考えても良いかもしれません。
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