治癒の判断
- 2023.02.26
- 脳脊髄液減少症

ブラッドパッチの効果は、個人により異なることと、症状を客観的に判断する方法に乏しいことから、しばしば判断が困難です。
髄液異常から生じる症状と、誰にでも生じ得る症状、たとえば、寝不足や、めちゃくちゃ動いたために生じる倦怠感やなどと区別しなくてはいけません。
治療効果の判断 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)
また、いわゆる頭痛持ちや、他の要因から生じる頭痛とも分けて考えるべきです。
頭痛とともに! │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)
慢性の頭痛 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)
今までに経験の無い症状が出た場合は! │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)
多少の症状があったとしても、発病前と、ほとんど同様な生活が可能であれば、治癒と考えて良いのではないかと思っています。
ブラッドパッチ後に、症状が安定し数ヶ月~数年経過している場合は、脳脊髄液減少症は既往症として、今は「治癒した」と伝えた方が、就職や進学、保険加入の歳には、不利になりにくいと感じています。
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