ブラッドパッチの合併症
- 2023.05.28
- 脳脊髄液減少症
ブラッドパッチの合併症ですが、複合性局所疼痛症候群Complex Regional Pain Syndrome(CRPS)(以前は反射性交感神経性萎縮症(Reflex Sympathetic Dystrophy)と呼ばれた)や線維性筋痛症、痙攣発作は稀に生じます。
文献的には、徐脈、limbo-vertebral syndrome、難聴、脊椎硬膜下血腫、感覚低下、精神変化、膿尿、cauda equina syndrome、感染、髄膜炎、脳神経麻痺、気脳症、腰背部痛などが報告されています。
ブラッドパッチの合併症は、治療後、短期間のうちに発症すると考えています。
ブラッドパッチ3ヶ月後に顔面神経麻痺が生じたとしたら、それはブラッドパッチとは無関係と考えるべきでしょう。
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