脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

フィブリン糊パッチについて

フィブリン糊パッチについて

脳脊髄液減少症の治療にフィブリン糊パッチがあります。

フィブリン糊パッチの工夫 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)

フィブリン糊パッチ(11,500倍希釈トロンビン+7.7倍希釈フィブリノーゲン)の硬膜シール効果を検証した動物実験では、硬膜全体にフィブリン糊の密着が認められ、有用なパッチ法の可能性が示唆されています。

フィブリン糊パッチの適応は

・ブラッドパッチの効果が一時的で、長期に持続しない。

・ブラッドパッチを複数回施行している。

症例と考えています。

本治療は保険収載されていないため自由診療となりますが、山王病院で行っています。