脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

社会性について

社会性について

脳脊髄液減少症の診療をしていて、回復に「社会性」が大切なのではないかと感じはじめています。
治療で頭痛が改善しても、社会に適応できないために復学、復職できない症例が、少なからず存在します。

こんな症状がしんどいのに、どうやって社会性まで余裕を持たせるのか?

というご尤もなご意見は当然ですが、体調不良で外に出れない、学校に行けない時間が長期になれば、なるほど、この影響は見られる感じです。

簡単な事ではないですが、体調不良で外出できない、通学できない、就労できない状態であっても、何らかの形で、なるべくなら同じ年代の方々とコミュニケーションをとる機会を作り、社会性を少しでも高めて行くことは大切と思います。