社会性について
- 2019.01.30
- 脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症の診療をしていて、回復に「社会性」が大切なのではないかと感じはじめています。
治療で頭痛が改善しても、社会に適応できないために復学、復職できない症例が、少なからず存在します。
こんな症状がしんどいのに、どうやって社会性まで余裕を持たせるのか?
というご尤もなご意見は当然ですが、体調不良で外に出れない、学校に行けない時間が長期になれば、なるほど、この影響は見られる感じです。
簡単な事ではないですが、体調不良で外出できない、通学できない、就労できない状態であっても、何らかの形で、なるべくなら同じ年代の方々とコミュニケーションをとる機会を作り、社会性を少しでも高めて行くことは大切と思います。
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高橋先生
復職はかなりの勇気とパワーが必要でした。
でも、理解ある職場だったので、まずは半日からスタートさせてもらい、徐々に時間を伸ばしていきました。
人と関わったり仕事に集中することで、痛みや不調を忘れられたことがよくありました。
脳脊髄液減少症の回復に、社会性は必要だと身をもって感じています。
自身がない方、まずはやってみる、なんてどうでしょうか。
MK様
コメントありがとうございます。
理解が乏しい世界では、特に社会性は大切と思います。
それから
>まずはやってみる
とても大切と思います。あれこれ考えていても、結局の所、やってみないとわからない事が多いので!