復帰のタイミング
- 2016.03.08
- 脳脊髄液減少症
復職、複学のタイミングについて、完全に治ってからが良いか、どうかという質問を良く受けます。
私の考えとしては、完全でなくても、ある程度回復したら、復帰すべきです。
理由として
体調が今一つでも、復帰することで、仕事なり勉強なりをできる範囲でやることで体力の回復につながる。
自宅での安静に比べ、復職や複学の方が精神衛生上、安定するという声も少なくない。
完全復調の判断や、いつ頃になるのかの予期が困難である。
安静だけでは、体力が回復しない。
無理して復帰、複学したが、そのまま復帰につながった方々が少なくない。
などが上げられます。
今まで多くの脳脊髄液減少症の方々を見てきましたが、自信をもって復帰された方は皆無です。
皆様、不安を抱きながら、復帰されています。
もちろん、無理のし過ぎは良くないのですが、勇気は必要です。
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高橋浩一 先生
完治を待っていたら、特に学校生活では、友達と過ごす大切な時期を逃してしまうと思います。
学習も行事も、その学年、学年に割り振られているので、ひとつの行事、例えば、修学旅行に行かなかったとしたら、それだけ思い出が欠落してしまいます。
「チャンスお化け」には、前髪しか生えていないそうです。
病身でも、前向きにチャンスはとらえていくべきだと思います。
「気まで病になる」ことは、自分にしか防げないと思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
>完治を待っていたら、特に学校生活では、友達と過ごす大切な時期を逃してしまうと思います。
本当です。回復のための時間を、いかに有意義に使っていくのか!非常に良い例を頂き感謝です!