硬球を握って!
- 2018.07.17
- 脳脊髄液減少症
先日、「あさちゃん」に登場頂いた森本遙斗君。
投球している姿に、ただただ感動しました。
あの当初は野球どころか、いかに学校に通うか、通信制学校に転校しなくてはいけないのかを真剣に考えていたような体調でした。
そんな体調不良が続いていても、いつもカバンの中に硬球を入れていて、
「いつ復帰できても良いように、球の感触は忘れないようにしています。」
と、点滴中でも硬球を握っていた姿が鮮明に記憶に残っています。
また、診察室で少々厳しい事を言っても、しっかり行動に移してくれたし、スポーツ心理学の勉強もされていました。
家族のサポート、仲間の力、そして遙斗君が常に「野球をする」という明確な目標を保ち続けたことが、回復に大きな力となったと思います。
「脳脊髄液減少症は克服できる疾患である」ことを証明頂き、ただただ感謝です。
遙斗君の、益々のご活躍を応援させて頂きます。
脳脊髄液減少症は克服できる疾患です。
発病前にできたことではなく、今できることを考え、それをコツコツと積み重ねていく。
目標を定めて行動する。
回復のイメージを保つ
といったことが、回復に大切だと改めて感じております。
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